「こうすればうまくいく」って、
昔はわりと、はっきりしていた気がします。
モノが足りなかった時代。
情報が少なかった時代。
選択肢が限られていた時代。
努力すれば届いたし、
勉強すれば追いつけたし、
数字を追えば、未来が見えた。
でもいまは──
モノはあふれて、情報は多すぎて、
みんなが「正解っぽいもの」に、手を伸ばしてる。
結果、どうなったか。
誰がやっても、同じような答えにたどり着いて、
どのお店も、どのサービスも、どのSNS投稿も、
なんとなく“似てる”。
「正解」は、もう差を生まない
たとえば、
「今はショート動画の時代」と聞いて、
みんなが一斉にReelsやTikTokを始める。
「この時間帯がバズりやすい」と聞いて、
みんながその時間に投稿する。
「このキャッチコピーが響く」と聞いて、
みんなが同じような言葉を使い始める。
──でもね、それって、
どんどん“同じになる”方向へ進んでるんです。
そして、“同じ”は、もう選ばれない。
大切なのは、「何を創りたいのか?」という問い
これからは、
「正解」ではなく「自分の答え」を持つことが、
最大の強みになる時代です。
あなたは、どんな景色を見たいのか。
どんなお客さんと、どんな時間を過ごしたいのか。
どんな未来を、この仕事で創りたいのか。
感性と遊び心で、自由に描いた“未来図”が、
そのままあなたのブランドになる。
感性と遊び心だけが、模倣されない
感性は、あなたしか持っていない“見え方”。
遊び心は、あなたらしさがにじみ出る“余白”。
それは、どんなマーケティング手法よりも、
強くて、深くて、あたたかいものです。
数字では語れない何か。
データでは説明できない“らしさ”。
お客さんが惹かれるのは、きっとそこ。
・「正解探し」は、もう差別化にならない
・感性と遊び心こそ、唯一の強みになる
・「何を創りたいか?」という問いが、あなたの道をひらく
・ビジネスも、アートのように“表現”していい時代
迷ったときほど、
「正しいかどうか」じゃなくて、
「おもしろいかどうか」を選日ましょう。
その先にきっと、
“あなたにしかできない経営”が待っています。

藤村 正宏

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