マーケティング

SNSマーケティング

マーケティングのたそがれ 「何を買うか」から「誰から買うか」の時代

マーケティングにもパラダイムシフトが起きつつあります。人々にとって、スマートフォン(スマホ)はなくてはならないインフラ。日本の18歳以上のスマホの保有率は96%を超えています。そんな生活者を相手にするのです。あなたのお客様、ほとんどが24時間、高速インターネットにつながっている状態だということ。そしてスマホユーザーはSNSで、どんどんつながり合っている状態です。そのつながりの中で、多くの消費が起きているのです。
SNSマーケティング

僕たちはマスの崩壊に立ち合っている /「あなたに伝えたい」がSNSの基本姿勢

ここでボクは、「SNSがすごい」ということをいっているのではありません。「世の中が激変しているから、今までのやり方でやっていてはダメだ」ということをいっているのです。「全国の皆さん」を相手にするのではなく「あなた」に向けて。そんなビジネススタイルを考えてみましょう。それが、新時代のマーケティングのヒントになります。
エクスマ思考

たった2000円のコストで年間1億2000万円売り上げが伸びたレストラン

わずか2千円の投資。それだけで、1ヶ月の売上が一千万円も増加した!横浜みなとみらい、とあるショッピングモールの4階にあるこのレストラン。モールの中には、他にも何件かの飲食店があります。この店の売上、いまひとつ芳しくないわけですよ。 ここで何かググッと他店を引き離す、強力な秘策が欲しい。そこで導入したひとつのアイデア----それは、内装や料理メニューを変えたわけでも、ましてや価格を下げたわけでもありません。 「サイン」をほんの少し変えたんです。
エクスマ思考

プレゼントより体験|その方が長い間 記憶に残るから

先日見ていたダイアモンド・オンラインに、ウォールストリートジャーナルの記事が出ていた。今年のアメリカのホリデー商戦は、物ではなく体験が売れていると言う記事。商品より、食事や娯楽、チケット、旅行や、アウトドアの体験や、スポーツ体験などにお金を使っているそうです。物よりも思い出なんだな、やっぱり。買ってもらった物よりも、体験したことの方が、長い間、記憶に残る。これは皆さんも実感していますよね。
エクスマ思考

パッケージの色が商品の価値を下げることもある|カレーにこの色はありえない・・・ニトリさんどうした?

色というのは消費者に大きな影響を与えます。だからカラーマーケティングという分野があるのです。商品の色、店の看板、店の内装、チラシの色、ウェブサイトの色・・・気づかないところでお客さまを逃したりすることがある。だから重要なんです。多くの場合、食品のパッケージに寒色系の色を使うのはタブーです。寒色系の色を使ったパッケージは食欲をそそらないということ。もっとストレートに言うと美味しさを感じられないっていうこと。だから買わないという結果になる。美味しく感じられない食品を買う人はあまりいません。もちろんある種のお菓子、ガムやタブレットなどのミント系の味のものや涼やかさなどをアピールするものには使う場合があります。でも、カレーやシチューには寒色系はマイナス効果です。
エクスマ思考

ピカソの「アヴィニョンの娘たち」から「創造力」を磨く方法

ピカソが1907年に発表した「アヴィニョンの娘たち」は、キュビズムという革命的な絵画の技法の発明と言われています。でも、ピカソがそこにたどり着くまでに、どれだけの先人の画家たちの作品を模写してきたことか。ピカソだけでなく、ゴッホだって日本の浮世絵をたくさん模写しています。名を残している画家は、必ず先輩画家たちの作品を模写して勉強するものなのです。真似ることがスタート。そこに新たな発見があり、自分のオリジナルを創作するヒントがたくさんあるからです。
SNS活用

「エクスマ」でダークパターンを避け、心からの信頼を築こう

クリーンなマーケティングが求められている日経新聞電子版の有料記事で見かけたニュース。「『あと10分で』焦らせ契約 ダークパターン、9割が経験」というい見出しです。
無料記事だったら、Xのポストをしようと思ったんだけど、有料会員しか読めないも...
エクスマ思考

鳥は恐竜から進化した|大きいことは本当にいいことなのか?

鳥の祖先は恐竜恐竜ってけっこう好きです。子供の頃、怖かったけど好きだった。恐竜と鳥の進化の話。現存している鳥たちの祖先は恐竜でした。肺の構造やある部分の骨など、恐竜と共通した部分が多い。これは生物学の定説になっています。
エクスマ思考

人と違うことが価値になる / 夏休み自由研究で最優秀賞に選ばれた話

2023年の夏は酷暑というくらい暑いですよね。本当に大滝詠一さんの「カナリア諸島にて」を聞きながら、南の島のビーチで過ごす妄想をしています。そんな夏にふさわしい記事です。
エクスマ塾

「生殺与奪権」という言葉をご存知ですか? / ビジネスの世界ではありえない言葉を平気で使う企業

自動車修理、損保、そんな業界の周辺でなんだか嫌な事件が起きましましたね。わざとお客様の車に傷をつけて、修理の見積が高くなるようにして、保険会社に請求する。ありえないようなことが、平気で起きている。さらに「環境整備」という名の元に、公共物である街路樹を枯死させている。全く身勝手な企業の事件。行きすぎた利益至上主義の会社がやりそうなことではありますけど、立派な犯罪です。だいたいさ「修理費」に「ノルマ」ってありえないよね。1台14万円の修理費を目標にするって、ちょっと普通のメンタルじゃ考えられないですよね。