藤村正宏

エクスマ思考

怒ったまま、落ち込んだまま、選択しないこと

人生は選択の連続 ── 穏やかな心が、未来をつくっていく朝、目が覚めた瞬間から、人生は“選択”でできている。布団の中でもう5分ゴロゴロするか、思い切って起きるか。朝ごはんにパンを選ぶか、ご飯を選ぶか。駅まで早歩きするか、のんびり歩くか。どの車両に乗るか、座るか立つか、誰の隣に座るか。そんなちいさな選択の積み重ねが、実はその日の気分を左右する。そしてその日の気分が、出会いや出来事に微妙な影響を与える。つまり、選択の“クセ”が人生そのものをつくっていくんだな。
エクスマ思考

「今に満足、今日に感謝しよう」 ──仕合せは“どこかにある”ものじゃなく“いまここ”にある

「もっと稼がなきゃ」「もっと評価されたい」「もっと豊かになりたい」そんなふうに、“もっと、もっと”と毎日を走っている人、多いと思う。でも、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてほしい。「仕合せ」って、本当に“手に入れた先”にあるものなのか?僕はそうは思わない。仕合せって、「今ここ」にあるもの。たとえば——・朝、窓を開けたら、気持ちいい風が吹いていたこと・美味しいコーヒーをゆっくり飲めたこと・何気ない会話で笑い合えたことそんな、ちいさな出来事の中に、実は仕合せはいっぱいある。
エクスマ思考

「ターゲットの違和感」人を“ねらう”と関係は壊れる

「ターゲットは誰ですか?」マーケティングの現場では、最初に出る言葉だ。空気のように自然に。疑問すら持たずに。「20代の女性をターゲットに」「地方に住む高齢者を狙って」「ファミリー層を取りにいきましょう」言ってる本人たちは、きっと何も疑問を持たないのかもしれない。でもぼくは、この言葉に、ずっとある種の「違和感」を感じていた。その言葉には、どこか冷たく、恐ろしい、「戦い」のにおいがする。「ターゲット」。直訳すれば、「標的」。
エクスマ思考

「KPI の奴隷」数字を追う手で心を置き忘れていないか

ぼくは時々思うんです。KPIって、なんだか“冷たい目”をしているなって。たとえば、SNSのフォロワー数。月末のレポートで「前月比+872」って書いてあると、「よし、伸びたな」って言われる。けれど、それが「誰が増えたか」とか「その人と何が通じ合ったか」なんてことには、誰も触れない。ただの“増えた数”として通過していく。数字は、いつも無口だ。もちろん、経営には数字がいる。KPIは羅針盤のようなものだ。売上、利益率、コンバージョン、リーチ数。ぜんぶ大事なことだ。でもね、それだけを見つめていると、景色がボヤけてくる。
SNSマーケティング

最初の気持ちを思い出してみて──売上よりも大切なものがそこにある

いちばん最初の「あの気持ち」を思い出してみる商売をしていると、数字のプレッシャー、世間の目、トレンド、ライバル、気にしなきゃいけないことがどんどん増えていきます。気づかぬうちに、「どうすれば売れるか?」ばかりを考えるようになって、ふと、立ち止まったとき、自分がどこに向かっているのか、わからなくなってしまうことがあります。そんなときに、そっと立ち返ってみてほしいんです。いちばん最初の、あの気持ちに。あのとき、あなたは何にワクワクしていましたか?
エクスマ思考

美学っていうのは自分を理解して表現する方法|何がカッコよくて何がカッコ悪いのか

「何がカッコよくて 何がカッコ悪いか 自分の美学をもて!」さまざまなところ(エクスマ塾やセミナーなど)で、そういうことを言ってる。自分が大切にしている価値観は何? ってこと。あなたが、なにげなく選択している基準と言ってもいい。それを僕は「美学」って言っているわけです。「自分らしさ」ってなんだろう。なかなか自分のことはわからないかもしれないけど。そんな時には、何をカッコいいと思うか、どんなことがカッコ悪いと思うか。それを考えてみるといい。
エクスマ思考

強運のつかみ方 誰しも強運になる運命を持っている

運命はあなたを悲しませたり、苦しませたりすることはないんです。運命はいつもあなたの味方。あなたを見放す事はないのです。誰しも強運になる運命を持っている。「絶望」も「希望」に変わり、乗り越えられない困難を寄せ付けない、そんな運。以前、強運になるためには、3つの思考と行動をすること、と尊敬する年上の女性に教えてもらいました。1:感謝の心を中心にして、心を安定させる2:縁を大切にし、良好な人間関係を目指す3:自分のできることで社会に貢献するこれを意識していると、少しずつ強運になっていく。だからいつも心を穏やかに、今の環境に感謝したいですよね。そして、自分のできること、得意なこと、好きなことで、世の中を良くしていく、誰かを仕合わせにしていくことです。大丈夫!あなたはいい運命に、守られているのですから。
エクスマ思考

人類は歴史から何を学んでいるのだろう

歴史に学ぶという言葉がありますが、人類は本当に学んでいるのだろうか。今のウクライナ戦争を見ていると、ヒトラー時代とあまり変わっていないようにも思える。現在のアメリカの黒人差別を見ていると、60年前とまったく変わっていない。「歴史は繰り返さないが、しばしば韻を踏む」そう言ったのはアメリカの作家、マーク・トウェインの言葉だと言われていますが、言い得て妙です。
SNS集客

影響力を高める方法|SNS 上で影響力を持つことは現代においてとても重要なこと

影響力というのは、「いかに他人に関心を持つか?」ということです。自分のことばかり考えている人は、影響力は絶対に持てません。自分が頭がいいと思っている人が、実は愚者であるのと同じ、真理です。影響力は影響を与える人がいて、初めて存在するものですから。自分が、自分が、と自分のことばかり発信する人。毎日毎日、有名な誰々に会っていますとか、セレブな生活をしていますとか…俺の言うことが絶対なんだから他のことを聞かなくてもいい、なんて発信をしている人。自分の発信だけしかしないで、他人の発信を見ていない人。自分以外、関心のない人。それでは、影響力を持つことはできません。
エクスマ思考

「ひまつぶしの時代」になってきたと思う

暇つぶし、夢中になれること、楽しく時間を過ごすこと。
こういうサービスが売れる時代になる。
だからイベント、勉強会、コミュニティ活動、ボランティア活動などは、きっと人気になっていくでしよう。もしかすると、面白い仕事っていうのも商品になるかもしれません。仕事がレジャーになると言うコンセプト。音楽好きがDJをやれるというサービス。人を助けたい人が介護をするというサービス。料理好きが飲食店のキッチンで料理を作りお客様に提供するというサービス。文学好きが編集者をするというサービス。映画好きが映画監督になれるというサービス。DIY 好きが大工になって家を建てるというサービス。その仕事をするために、お金を払うってこと。そう考えると、面白いですよね。