個性が伝わりにくい時代、選ばれる価値になる思考法とは?

「夜明け前が一番暗くて寒い」

そういう言葉があります。
物事には流れがあって、一度に良くなることはありません。
人間や企業もいっぺんに変わることなど、現実にはあり得ないことです。
だからあなたの夜明けを迎えるために、しっかりと爪を砥いでおくことです。

既成概念や業界の常識に捉われている企業や個人が多いのですから、革命的な思考をして行動すること。
そうすると、あなたも個性的な価値が生まれ、独自化できるのです。

本質を見詰めてみることです。

飛行機から撮った東京湾の夜明け

飛行機から撮った東京湾の夜明け

テクノロジーの進化は想像しているより、早くなっている。

本質を見詰めることが大事になります。
既成概念や常識的に考えていると、時代遅れになってしまう。
本当に、最近そう思う。

未来学者アルビン・トフラーは1970年に出版した本、「未来の衝撃」の中で、すでにこんな予言をしています。
———————–
われわれは、早く来すぎた未来に対応できなくなり、社会やシステムが機能障害に陥る。
変化に対応できない企業は淘汰される。
今現実にある新しい未来に適合しなければ・・・。
———————–
その時代が完全に来ています。

たしかに以前、モノが少ない時代は、マーケティングはロジックで動いただろうと思う。
モノが少ないんだから。
こういう商品を出せば、こういう人に売れるだろうなというのは、簡単に考えられた。
こういうことをやれば、集客できるだろうなと、簡単に考えられた。
ある程度はロジックで。

でも、今の時代は難しい。
ものすごく複雑だし、個性的になっている。
モノは世界の隅々まで行き渡ったし。

70年代なら、車にエアコンがついていなかった。
今は、すべてついています。
ボクが若い頃乗っていた車は・・・若い頃といっても、27~28歳頃、1980年代後半に乗っていた車は
エアコンがついていませんでした。
それで、首都高で渋滞すると、窓を開けて、だらだらと汗を流していた。
今は、エアコンは標準装備です。

今は、必要なモノはすべて行き渡ったと考えたほうがいい。
そういうなかで皆さんの商品を買ってもらうためには
あるいは、皆さんのサービスを利用してもらうためにはどうしたらいいか?
ということです。

エクスペリエンスマーケティングの基本は、モノを中心に考えるものではありません。
「関係性」っていうキーワードで考えるコトです。
モノじゃない。

お客様との関係性が重要ということは、ある意味普遍です。

マーケティングのやり方も変えていかなきゃ

たとえば、ブランドも同じです。
ブランドってのはモノとの関係性ではない。
製品の良さでつながってるわけではない。
感情でつながってる。
ブランディングっていうのは、お客様と感情的につながっていくこと。
どんなにいい商品でもいいサービスでも、感情でつながらなければ売れない。

感情的なつながりが大事なわけです。
モノでは感情的つながりができにくい。

ちょっと前に流行した、ダイレクトレスポンスマーケティングってのがあるけど、あれはもう嫌われるだけ。
大多数の人にたくさん情報を届けることで、そのうちの1%の人が反応したら売り上げにつながる、っていうのが考え方。
じゃ99%の感情は?
一生買わない99%の人を作り出していることに気づかなければ、これからの時代はどんどん売れなくなってしまいます。
一度買ったネットショップから、毎週、しつこい売込みのメルマガが届くなんていうのは、この代表的なやり方です。

大量生産、大量商品、コモディティ化は終わって、ビジネス環境が激変。
選ばれるのが大変な時代。

ウエブも昔はコンテンツ中心型だった。今は「人」中心になっています。
昔はコンテンツの閲覧時間が多かった。
今はコミュニケーションしてる時間のほうが多くなってる。
Facebookにいいねしてる時間とか、タイムラインを読んでる時間とか、LINEで友達と交流している。
そういう時間が長くなってるってこと。
ホームページにいくらいい情報を出していても、それだけだったら半分くらいアクセスが減っているかもしれません。
それってもったいないですよね。

昔のホームページはユーザーが見にきてくれました。
WEB2.0になってから少しずつ交流できるようになった。
現状は、検索してホームページを見に行く人は昔の半分くらいになっています。
ソーシャルメディア時代のwebマーケティングの考え方も根本的に考えること。
だれかの投稿を見て次の画面に行く、とか。ソーシャルメディアのチカラがホームページのアクセス数に影響を与えています。

衝撃的な未来はもう来ています。

革命的な思考こそが価値

今までの発想を、大きく転換していかなければ成功しない時代。

「革命的な思考をしなければならない」

普通に考えたらできない。
思い切ったことをやらなければ。
自動思考なんかしていたらダメです。
新しいことを積極的にやりましょう。
どんどん新しいことをするためには、本当にスゴイ思考をしなければならない。
変革、革命的な思考をしなければならない。
業界の常識になんてとらわれていると、どんどん時代に取り残されていくのです。

何かひとつでも、新しいコトを考えてみましょう。
どんな突飛なことでも構いません。
どんなくだらないことでもいい。
過去のすごいビジネスモデルも、大ヒット商品も、そういう小さな発見から生まれたのです。

今朝、夜明け前の寒い時間に思っていたのは、概ねそんなことだった。
一日一日、夜明けに備えて、あなたをデザインしていきましょう。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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