コンテンツマーケティングの構造を恋愛で見てみる

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングって言葉、知っていますか?

数年前から、ネットの世界で言われはじめ、ここのところ随分定着しましたよね。
この言葉はアメリカで話題になって、日本にも輸入されたものです。

一応、コンテンツマーケティングって何かってことを、引用しておきます。
こんな感じ。

コンテンツマーケティングとは、顧客/潜在顧客/自社がリーチしたい消費者層に対して、そのような人にとって価値があり有用な情報たるコンテンツを制作/ 発信し、コンテンツを通じてそのような人の興味関心を惹き、自社に対する信頼感や特別感を抱いてもらい、その結果として自社商材を購入/利用して頂くこと を狙うマーケティング。

要は自社のメディア、「オウンドメディア」を活用して、見込み客や既存顧客に役立つ情報を発信して、関係性を創り出し購入してもらう。
カンタンに言うとそういうことです。
企業はメディア化しなければ、これからの時代はやっていけないってことです。

・・・って、そんなのコト、昔から、エクスマで言ってることですよね。
10年くらい前から言っている。
「コンテンツマーケティング」とか名称をつけると、なんかクールでトレンドな感じがするから面白いですよね。

でも、その考え方は有効です。
モノが必要なくなった生活者。
満腹状態な消費者に、モノを買ってもらうためには、いきなりモノを売ろうとしても買ってもらえません。
すぐに、売り込もうとすると、やっぱり敬遠されます。

これは女性を口説くことに例えるとわかりやすくなります。

たとえば、街を歩いている、見ず知らずの女性に、いきなり「好きです」なんて言わないですよね。
いきなり核心に触れたアプローチなんてするわけない。
相手の気持ちを少しずつその気にさせていって最後に、相手から「好きだ」と言ってもらう、そういう手順を踏むわけです。
ビジネスや商売もそのような設計をしないといけないということです。

そういう、関係性を創り出すためのマーケティングを、コンテンツマーケティングって言っている。

コンテンツマーケティングは情報で共感を創出して 感情でつながる

コンテンツマーケティングは情報で共感を創出して
感情でつながる

 売込みばかりだと嫌われるでしょ

コンテンツマーケティングが有効と言われているけれど、広告や販促、接客を見ていると、いきなり見ず知らずの人に「買ってください」と言っているようなものばかりです。
売りこみだけの広告や、セールの案内だけのダイレクトメール、ただ商品だけ並んでいるチラシ・・・。
休日のショッピングモールなんかの、ブティックで店頭に並んでいる商品を見ていると、必ず声をかけられませんか?
「それは今年の新作なんです」とか「色違いもございます」とか「試着してみてください」とか。
見ているだけで、すぐにガツガツ寄ってくる。
そういう接客教育を受けているのだろうし、仕事ですからしょうがないんでしょうけどね

もちろん、そういう広告や接客も必要な部分もあるというのはわかります。
でもね、そればかりだと、これからますます、コミュニケーション消費、ハイコンテクスト消費を求めている人々には伝わらない。
もっと相手の気持ちを考えたアプローチをしなければ、お客さまには届かないのです。

お客さまになりそうな層の人々の注意をひいて、関心をもってもらい、欲しいという感情をゆすぶって、買ってもらう。
そういう段階を経ることが大切だということ。
いきなり、「買ってください、買ってください」と言い寄っても、効果が薄いのです。

恋愛に置き換えると、まず、ボクはここにいますよ、と知らせるところからスタート。
そして関心や共感を生み出し、この人はいい人だわと、感情を揺り動かし、彼女の心に入り込み、そして、つきあってもらう。
カンタンにいうとそういうことです。

相手にとって有益な役立つ情報をwebサイトを使って発信し、ソーシャルメディアを使って拡散し、多くの人に気づいてもらう。
その情報が有益であり、独創性があれば、関心をひき共感を生み出す。
ここはいいwebサイトだなと、感情的なつながりもできていきます。
そうすると、あなたのことを好きになってもらえる。

「コンテンツマーケティング」っては「女性を口説く」のに、とっても似ている。

あなたのお客さまを、あなたに夢中にさせることが、ビジネスで本当の成功を手に入れる方法なのです。
お客さまを、あなたの虜(とりこ)にしましょう。

コンテンツマーケティングの構造を恋愛のアプローチで解説してみました。
今日も、恋するビジネスを!

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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