むかしむかし、電話という道具がありました|SNSをビジネスに活用しよう

新規開拓なんて言葉は死語になる

売上があがらない、販促の反応悪い。
そういう企業の共通点は、今までの販促方法が機能しなくなっているってことに気づいていないってこと。
もう「つながりの時代」になったのです。
環境が大きく変わったのですから、同じことをしていても上手くいかないのは当たり前です。

だったら、新しい方向からの販促方法を考えることも大事です。

いつも言っている「既存客」を大切にするということは、もうやっていますよね。
他に新規開拓をして新規客を増やすことも必要と思うかもしれません。
でもね、そもそも新規開拓の概念が変わったのです。
新規開拓っていう言葉もそろそろ「死語」になっていく。
開拓なんてされたくないんだから。

自然につながっていくことが大事なんです。
そのつながりの中から、新規のお客さまが生まれていく。

有料セミナーは縁をつくるチャンス

先週はエクスマセミナーがありました。
セミナーをやっていていつも思うことですが、有料セミナーに来ている人っていうのは、意識の高い人が多いってこと。
何万円も払って勉強しようとしている人ですから、あたりまえです。
ということは、セミナーに参加するというのは、意識の高い人と知り合うチャンスだということ。

「意識の高い人」と知り合いになるチャンスがたくさんある。

ビジネスで大切なのが「縁」です。
有料セミナーや有料の勉強会、塾などで縁が生まれ、そこからいずれ仕事になっていくこともある。
どんなに良い商品を売っていても、どんなに良いサービスを提供していても、どんなにすばらしい会社だって、どんなにすばらしいお店だって、縁がなかったら意味がないでしょう?
ビジネスというのは縁だから、縁をつくることが有料セミナーや勉強会に参加する目的といってもいいくらいです。

SNSを活用してビジネスしましょう

だから、たくさんの有料セミナーに参加して、たくさんの知り合いや友達を作っておくことも、将来にわたっての資産になる。
もしボクが営業だったら、Facebookをしっかりとやって、そこに人柄とか趣味とかがわかるような発信にして、そして、たくさんの人とFacebook上でお友達になる。
昔のように、足で稼ぐ営業だけではうまくいかない時代なんです。
SNS時代ですから。
営業マンにとって、SNSはとっても有効なツールになります。
これを活用しない手はないでしょ。
営業マンだけではなく、すべての企業に言えることですけどね。

たとえば、Facebookは、情報発信のツールとしてパワーを発揮する。
あなたの個人の考え方や趣味、どういう人間なのかが表現されていきます。
さらに、あなたのブログに誘導して記事を読んでもらうことでさらにあなたの発信に興味をもってもらったり、共感してもらえるようになる。
共感する情報が多ければ多いほど「信頼」が生まれるのです。
そうすると、リアルの営業にいい影響が出るのは、火をみるより明らかです。

また、Twitterは、あなたの情報を拡散するチカラがあります。
あなたの行動や思考、日々大切にしているコトなどを短いフレーズで発信することで、あなたが広く知られる可能性が出てきます。
さらに、Twitterは情報収集にも、強力なパワーを発揮します。
さまざまなニュースや情報、キュレーター、情報収集にもとっても役立ちます。
新聞やTVよりも早く詳しい情報がカンタンに手に入る。
Twitterをやっているか、やらないかで「情報格差」が広がっていきます。「情報」が、現代のビジネスのガソリンになるってことは、ボクが言うまでもなく、常識ですよね。

企業によってはSNSを使わないように、発信しないように決めている会社もありますが、個人として、常識をもって発信するのを制限する会社は、時代に取り残される可能性が大きい。
すべての企業はこれからSNSのマーケティング を真剣に考えないと、淘汰されるかもしれません。
たとえ、それが大企業だとしてもね。

むかしむかしのお話です

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むかしむかし、ある街がありました。
たくさんの商店があって、人々もそれなりに仕合わせに暮らしていました。

ある時、「電話」という道具が一軒の店に入りました。
すると、その店の商品がたくさん売れ始めた。
隣接するたくさんの街のたくさんの人から、電話で注文が入るようになった。
そこの店主は、あっという間にお金持ちになりました。
他の店の店主たちは、それはどうしてなのか、気づきませんでした。

電話をいれて成功した店主は、お友達の店主たちに「電話」を勧めました。
半分の店主は、店に電話を入れましたが、半分の店主は「そんなものいらない。人と人とのふれあいが一番だ」ということで電話をいれませんでした。
すると、電話を入れた店主の店はどんどん発展して、売上も利益も大きくなっていきました。
電話を入れなかった店はそれを見ていて、慌てて電話を設置しました。
最後まで電話をいれなかった店は廃業しました。
そうして、電話は商売の必需品になっていったのです。
めでたし、めでたし。

この「電話」の部分を「SNS」に変えて読んでみる。
それが今の状況です。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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