ビジネス戦士はダークスーツを脱ごう|常識からの逸脱

常識からの逸脱セミナー

今年最後のエクスマセミナーが先日(2016年12月19日)大阪で無事終了。
テーマは「常識からの逸脱」でした。

これからのビジネスは、今までのビジネス界で当たり前にされていたことから「逸脱」することが価値になると思うのです。

大阪のライブハウスで100名以上が参加してくれました <撮影:陽田高広くん(ワイファイ)>

大阪のライブハウスで100名以上が参加してくれました
<撮影:陽田高広くん(ワイファイ)>

モノを作っていたら売れた時代はとうに去りました。
もうモノは欲しくない、モノがたくさんあったって、仕合わせを感じない。
それよりも「心の豊かさ」や「穏やかな生活」など、精神的な豊かさを求めている人が多くなっている。
そんな時代です。

さらにテクノロジーが進化。
AI(人工知能)、ロボット、3Dプリンター、ナノテクノロジー、などなどがビジネスや仕事観を変えています。
ある日突然、あなたが今やっている仕事がこういうテクノロジーに取って代わられることが起きるかもしれません。

そしてすごいなって思ったのは、レジ打ちや仕分け、工場などの単純作業がテクノロジーに置き換わるだけではなく、創造力が必要とされると言われる知的労働も置き換わってしまうということ。

知的労働者も仕事がなくなる

例えば弁護士の仕事の中で多くの時間を使っていたのは過去の判例を調べること。
必要な判例を探し分析して、今の裁判などに使う。
でも人間は、過去の判例をすべて覚えている人工知能にはかなわないわけです。
だからアメリカでは多くの弁護士が、人工知能の部下になって、つまらない作業的な仕事をしている。

雑誌のライターの仕事は記事を書くことだった。
取材して、情報を集めて、わかりやすく伝わる記事を書く。
でも今は、ただの事実を伝える文章だったら、人工知能の方が正確で早く文章を書ける。
一日200本や300本のブログを書くなんてカンタンなのです。
それも人間が書いたものとの差がわからないくらいの文章です。
あるニュースサイトは記事の70%以上を人工知能が書いているそうです。

そうなったら、弁護士やライターの仕事は少なくなっている。
知的労働者の仕事もAIやロボットに奪われている。

本当に人間らしい仕事をクリエイトする時代

でも、視点を変えてみたら、より人間らしい仕事ができるということ。
人間がやらなくてもいい仕事はやらなくてもいい時代だということ。

これは、ものを考える人間にとっては、エキサイティングな時代です。
ビジネスの「考え方」や「やり方」が大きく変わるのですから。

新しい仕事や新しいビジネスモデルを生み出さなければ、繁栄なんてできない時代。
今までのビジネスの延長線上で考えていては、新しいことは生み出せないのです。
もはやダークスーツを着た従来の「企業戦士」という概念では、新しいことはクリエイトできない。
新しいことを生み出しましょう。
ダークスーツを脱ぎましょう!
今の「常識」から「逸脱」した思想が求められているのです。

(注意:ここでいうダークスーツというのは比喩です)

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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