文化・芸術

エクスマ思考

「一つの命を救える人は、世界も救える」 映画シンドラーのリストから

この映画を観たあと、しばらく頭から離れなかった言葉がある。「一つの命を救える人は、世界も救える」シンドラーのリストという映画の中で出てくる言葉なんだけど、観終わったあとも、ずっと残る。最初は、正直ちょっと大げさな言葉にも聞こえる。「世界を救う」って、そんな簡単な話じゃないし、どこか現実離れしている感じもする。でも、よく考えてみると、世界って、結局は「誰か一人ひとり」の集まりなんだよなって思う。
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アドベンチャートラベル 『あかん鶴雅別荘 鄙の座』石川啄木カクテル

このホテルには、少し不思議な空間がある。石川啄木に関する書籍が、100冊以上も並んでいるライブラリー。普通の宿泊施設では、まず見ない光景。なんとなく手に取る。ページをめくる。そこにあるのは、成功者の言葉じゃない。むしろ、うまくいかない、揺れている、整っていないそんな、生々しい人間の記録。
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アドベンチャートラベル 『釧路市湿原展望台』と『釧路市博物館』

『釧路市湿原展望台』と『釧路市博物館』昨日、鶴雅グループの『つるがチャンネル』の撮影のため、釧路市の『釧路市湿原展望台』と『釧路市博物館』に行ってきました。釧路市が生んだ建築界の鬼才、毛綱毅曠(もづな きこう)さんが設計した、有名な建築です。(毛綱さんは、僕の高校の先輩でもあります。)この2つの建築は同時期に完成し、日本建築学会賞を受賞したペア作品として有名。僕も何度も訪れています。
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【チェックインはお済みですか?】5月 
劇団藤村組 東京月光奇譚『ホテルマジックマウンテン』

経営者やビジネスパーソンを集めて、演劇を作る。もう10年近く前からやっている取り組みです。そして、今は確信しています。「演劇はビジネスに役立つ」遊びじゃなく、本気で演劇を作るとね。今は、劇団藤村組という演劇集団を立ち上げてやっています。年に1ー2回、小劇場を借りて公演をやっています。そして、今年は新作の芝居を5月に、東京の高円寺で公演をします。劇団藤村組 東京月光奇譚『ホテルマジックマウンテン』
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ユトリロで自由研究をした少年は、経営コンサルタントになった|文化が、僕の仕事をつくった

小学校6年生のとき僕は自由研究でモーリス・ユトリロを取り上げた。今思えば、ずいぶん変わった子どもだったと思う。普通なら昆虫採集とか、植物の観察とか、そういうものを選びそうな年頃だ。けれど僕は、パリの街角を描く画家に惹かれていた。ユトリロの絵には、華やかさとは少し違う魅力がある。白い壁。静かな坂道。人の気配はあるのに、どこか孤独。賑やかではないのに、なぜか惹かれる。子どもの僕は、うまく言葉にはできなかったけれど、あの絵の中に漂う「空気」のようなものが好きだった。たぶん僕は、絵そのものを見ていたというより、その奥にある「気配」や「世界観」を感じ取ろうとしていたんだと思う。その頃から、美術が好きだった。
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陰翳礼讃が頭に浮かんでくる宿『あかん鶴雅別荘 鄙の座』

陰翳礼讃静けさには、意思がある。暗がりにも、思想がある。あかん鶴雅別荘 鄙の座という宿を思い浮かべるとき、僕の頭に自然と立ち上がってくるのは、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』だ。今日、鄙の座で動画撮影をしました。その時、頭の中で思い浮かんだことです...
AI活用

余白がクリエイティブを磨く / 網走郷土博物館で気づいたAI時代の働き方

北海道を旅しながら働く9日間で訪れた網走郷土博物館。田上義也設計の名建築に触れ、仕事の質を高める“余白”の重要性に気づく。鶴雅リゾート巡りと創造性のつながりを深掘りするエッセイ。
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12月11日(木) 塾生限定映画セミナー『エレメントE』SF映画を観ると AI時代の“人間の未来”が見えてくる

昔からSF作家は、とんでもない想像力で未来を描いてきた。時間も、社会も、テクノロジーも、あるいは人間の心までも自由自在に飛び越える。その想像力には、いつも驚かされる。ただ、小説でじっくり世界に浸るには、時間が必要だ。ページをめくるごとに少しずつ未来へ向かって進んでいく感覚は最高だけれど、その分“腰を据えて読む時間”が求められる。忙しい経営者やビジネスパーソンからすると、「読みたいけど、今はまとまった時間がないんだよね」という声もよく聞く。そんな人こそ、映画のほうがいい。映画は、SF作家の想像力を圧縮して、2時間の映像体験にしてしまう。未来都市、美しい空と荒廃した大地、奇妙な機械たち。その世界に、強制的に“没入”させてくれる。そして気づくのだ。「あれ?これは“未来”の話じゃなくて、“今”の話だよね?」
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【劇団藤村組メンバー募集】ビジネスに効く演劇という“遊び” |ビジネスにこそ“舞台”が必要な理由

以前から言っていますが、演劇は、経営者やビジネスパーソンにとって、とてつもなく役に立ちます。「演劇をつくる」って体験は、台本を書いて、演出を考えて、仲間と舞台をつくって、そして自分も演じてみる。この一連の流れって、ふつうの仕事ではなかなかできない体験です。でも、ここにはビジネスに役立つヒントが、ぎっしり詰まってる。その中でも、とくに大きな6つのメリットを書きます。① コミュニケーションの“引き出し”がグンと増える演劇では、言葉よりも大事なものがあります。声のトーン、ちょっとした“間”、目線の送り方、身体の動き…。そういう非言語の部分を大切にしながら相手に伝えるから、自然と「伝える力」が磨かれていくわけです。商談でも、プレゼンでも、社内の会話でも、全部がレベルアップします。特に、SNS発信が圧倒的になる。Instagram、TikTok、YouTubeなど、動画で伝えることが非常に有効な時代になります。ショート動画、長尺動画、ライブ配信。自分がカメラに向かって解説やプレゼンをする方が、絶対に反応がいい。演劇をやっていると、度胸も付くし、声も出るし、滑舌も良くなるし、めっちゃ有効なんです。演劇を体験したことのない人とは、圧倒的な差が出るのは、火を見るより、明らかです。② 「他人の気持ち」にちゃんと寄り添えるようになる・・・・・
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「正解探し」は、そろそろ卒業してもいいんじゃない ──感性と遊び心が、あなたの“差”になる時代

「こうすればうまくいく」って、昔はわりと、はっきりしていた気がします。モノが足りなかった時代。情報が少なかった時代。選択肢が限られていた時代。努力すれば届いたし、勉強すれば追いつけたし、数字を追えば、未来が見えた。でもいまは──モノはあふれて、情報は多すぎて、みんなが「正解っぽいもの」に、手を伸ばしてる。結果、どうなったか。誰がやっても、同じような答えにたどり着いて、どのお店も、どのサービスも、どのSNS投稿も、なんとなく“似てる”。「正解」は、もう差を生まない