文化・芸術

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【劇団藤村組メンバー募集】ビジネスに効く演劇という“遊び” |ビジネスにこそ“舞台”が必要な理由

以前から言っていますが、演劇は、経営者やビジネスパーソンにとって、とてつもなく役に立ちます。「演劇をつくる」って体験は、台本を書いて、演出を考えて、仲間と舞台をつくって、そして自分も演じてみる。この一連の流れって、ふつうの仕事ではなかなかできない体験です。でも、ここにはビジネスに役立つヒントが、ぎっしり詰まってる。その中でも、とくに大きな6つのメリットを書きます。① コミュニケーションの“引き出し”がグンと増える演劇では、言葉よりも大事なものがあります。声のトーン、ちょっとした“間”、目線の送り方、身体の動き…。そういう非言語の部分を大切にしながら相手に伝えるから、自然と「伝える力」が磨かれていくわけです。商談でも、プレゼンでも、社内の会話でも、全部がレベルアップします。特に、SNS発信が圧倒的になる。Instagram、TikTok、YouTubeなど、動画で伝えることが非常に有効な時代になります。ショート動画、長尺動画、ライブ配信。自分がカメラに向かって解説やプレゼンをする方が、絶対に反応がいい。演劇をやっていると、度胸も付くし、声も出るし、滑舌も良くなるし、めっちゃ有効なんです。演劇を体験したことのない人とは、圧倒的な差が出るのは、火を見るより、明らかです。② 「他人の気持ち」にちゃんと寄り添えるようになる・・・・・
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「正解探し」は、そろそろ卒業してもいいんじゃない ──感性と遊び心が、あなたの“差”になる時代

「こうすればうまくいく」って、昔はわりと、はっきりしていた気がします。モノが足りなかった時代。情報が少なかった時代。選択肢が限られていた時代。努力すれば届いたし、勉強すれば追いつけたし、数字を追えば、未来が見えた。でもいまは──モノはあふれて、情報は多すぎて、みんなが「正解っぽいもの」に、手を伸ばしてる。結果、どうなったか。誰がやっても、同じような答えにたどり着いて、どのお店も、どのサービスも、どのSNS投稿も、なんとなく“似てる”。「正解」は、もう差を生まない
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死んだあとに何を遺せるだろう? 内村鑑三に学ぶ人生の“しるし”の残しかた

僕は何を残せるのだろう「ぼくなんか、たいしたことしてないし。」「お金も地位もないし、誰かの役に立ってるとも思えない。」そんなふうに、人生を“ちいさく”見てしまうことって、ありますよね。でも、ある日ふと、こんな問いがよぎるんです。「自分がいなくなったあと、何かを残せるんだろうか?」
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経営に必要なのは、論理より“感性”なんだ ──よく見る、よく聴く、よく味わう経営

アートや旅がヒントになるビジネス書だけ読んでいても、新しいアイデアってなかなか出てこない。でも、映画や音楽、絵画や舞台、そして旅。そこには、たくさんの「感じるヒント」が詰まっています。ある経営者さんは、毎月必ず展覧会に行くと言っていました。「お客さんの気持ちがわからなくなったら、 いったん自分の感性に水をやる」と。それくらい、感性って“鈍る”ものでもあるし、“養える”ものでもある。
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7月8日,9日 劇団藤村組公演 東京月光奇譚『シュレディンガーの猫』

探偵・池澤のもとに突現れた依頼人・柚木は、この半年間毎晩同じ夢を見るという奇妙な体験を語る。その夢の中には、青い海と白い砂浜、そして人々が生活する光景が広がっていた。ある日、信号待ちをしていた柚木はそばにあった骨董店のショウ・ウィンドウでその夢と全く同じ風景が写った写真立てを発見し、衝撃を受ける。その写真に導かれるように、池澤と柚木は「夢」と「現実」の境界を探る旅へと踏み出していく。
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“時間が足りない”と感じるすべての人へ  忙しさの正体とほんとうの自由について

僕のクライアント、北海道の鶴雅グループに『森の謌』というホテルがあります。札幌市の郊外、定山渓温泉にあるホテルです。公式ホームページにこのホテルのコンセプトがあります。ここは、北海道札幌の奥座敷、定山渓温泉に佇む、定山渓 鶴雅リゾートスパ 森の謌。豊かな森と穏やかな空気に包まれた空間はまるで森の中のオアシスのよう。森の謌ならではの遊び心を愉しみながらごゆっくりお寛ぎください。<公式ホームページはここです>このホテルの1階にあるBar『森バー』は落ち着いた、隠れ家みたいなBarです。ヘンリー・D・ソローの世界的な名著『ウォールデン森の生活』という作品がコンセプトになっている。この作品は、200年近く前に書かれたものですけど、現代社会に生きる僕たちに、多くの重要な示唆を与え続けていると言われています。この作品、僕も好きです。今日は『ウォールデン森の生活』を、わかりやすく紹介しますね。
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なんでも面白がるって難しいけど やってみる価値はあるよ

今年も箱根駅伝は青山学院大学が優勝した青山学院大学が箱根駅伝で優勝しました。2015年に初優勝してから8回目の優勝です。それも大会新記録のタイムです。11年間で8回優勝ってすごくない?そしていつも思うんです。青学大の選手たちは「走るのが好き...
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『アヴィニョンの娘たち』を描いたからピカソが美術史に残る天才になった

ピカソって知ってますよね。言わずと知れた天才アーティスト。どうして天才って言われているか、知っていますか?実は『アヴィニョンの娘たち』っていう作品を描いたからなんです。この絵画はただの美術作品じゃないんですよ。絵画界を揺るがした“革命”と呼...
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【終了しました】10月12日-13日 演劇祭「上野歓楽街演劇市」|劇団藤村組公演「東京月光奇譚 汚れちまった悲しみ」

『上野歓楽街演劇市』とは10月12、13日に東京上野で開催される演劇祭に参加します。10月11日の夜は前夜祭です。(11日の前夜祭と、13日は満席となりました。12日のみ参加可能です。)今年の4月、劇団藤村組旗揚げ公演を上野のアートスペース...
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遊び心を忘れないこと パリオリンピックのブレイキンを観ていてそう思った

パリオリンピックのブレイキンを観ていて、思った。判定基準はテクニックだけじゃないんですね。それで色々と調べたら、面白いことに気づいたのです。それはもう一つの「身体表現」競技、体操競技との比較です。体操競技もその精緻さと美しさで視聴者を引き込みます。これら二つの競技は、一見対照的な要素を持っているけど、どちらも「身体表現」という点で共通していますよね。でも、判定基準は違います。それでふと、思ったのです。