ピンチはチャンスではなく ピンチ「が」チャンス|コロナ禍を生き残るために必要な意識とは?

意識を変えるだけで世の中は変わる

ピンチがチャンスなんです。

ピンチはチャンスではなく
ピンチ「が」チャンスなんだと考えてみる。
強がりでもいいから、そうなんだって考えよう。

そして、今できることをたくさんリストアップしてみる。
リストアップしたもので、できることをともかくやってみること。
そうすると、そこから希望につながる道が見えてくるはずです。

ボクの塾生さんで、コロナ禍でピンチになり、それを潜り抜け、繁盛している会社がたくさんあります。

和包丁を世界中に売っている。
「株式会社 世界へ」という会社を経営している中村充宏さん。

【株式会社 世界へのInstagram】

リアルの店舗もあります。
アメリカのオレゴン州のポートランドと日本の合羽橋で2店舗経営している。
【合羽橋の店「清助刃物」のInstagram】

コロナウイルスのパンデミックでロックダウンされた街に住んでいる既存のお客様に、元気になってもらいたいって思いで日本のお菓子を無料で届けたことを、以前僕のブログで紹介しました。

【コロナウイルスが落ち着いた頃には「分断」から「協調」する世界に変わる】

コロナの影響で3月15日にアメリカ、オレゴン州のポートランド店を一時閉店。
それの続き、3月25日、東京、合羽橋店を一時閉店 (6月8日に再開)
実店舗2店舗を締めたことにより、売上が6割も減りました。
おまけに日本に来ている海外の従業員さんが母国に帰国できない。
様々なことが重なって、彼の感情が爆発して、号泣したそうです。

合羽橋の店「清助刃物」

でも、エクスマで学んだことを思い出したり、僕の投稿を見て、ともかく今できることをやろうと、一度買ってもらったことがある、お客さまに日本のお菓子を送った。

その後、実店舗の販売スタッフの雇用はそのままに、全員8人リモートワークにして、給与は保証した。
合羽橋のお店は、ほとんどインバウンドのお客さまだったので、実店舗は今後、長期的に厳しいと予測して、ネットショップの売上アップが生き残りの道だと、ECに完全注力することに決めたそうです。

売上を上げられることをリストアップして、できることを全部やっていく。
それをみんなで一丸となってやった。

中村くんと彼の会社のスタッフがやったことを、ちょっと箇条書きにしてみます。

・インスタグラム
でのライブ配信で包丁紹介、一日3回くらいの投稿、ストーリーへもガンガン投稿 。
毎日投稿し、コメントを返したりすることで、フォロワーが10万人を突破しました。
・英語サイトのGoogle広告の改善
反応を見ながら、よりレスポンスが高くなるように、よりコンバージョンが上がるように、工夫しながら、英語の広告を改善していった。
これも売上げアップに大きく貢献していく。


海外の感染状況がなかなか収まらないので、今後発送できなくなるリスクがあると判断。
国内にも販路を増やそうと努力した。

・自社ネットショップの売上げアップ (3ヶ月で3倍に)

・楽天に出店
出店2ヶ月目で月商100万を超えた。

・ヤフーショッピングに出店

・ウェブサイトを多言語化

今までは日本語と英語のサイトしかなかったけれど、コロナの影響は、世界中で同時というより、地域により影響の差があるので、多言語でより多くの国、地域に販売できるように、中国語、スペイン語、フランス語のサイトも立ち上げた。
立ち上げて、3ヶ月。
それぞれ徐々に注文が入ってきている状況です。

・店舗の顧客層を変えた

合羽橋のお店もコロナ前は80%が外国人訪問客への売上だったのが、インバウンド客が 0になったので、
日本人向けのお店へ、大転換中。

お客さんに”こういう包丁ない?”って聞かれたものは、すべて取り揃えるぐらいの勢いで、商品ラインナップを変更。
もともとは外国人が好む、両刃の包丁が9割だったが、日本人がよく使う、片刃の包丁を3割程度に増やしたりどんどん、お店を変えていっている。

そういうことをやっていって現在は結果が出ています。
ネットでの売上が2倍以上になって、現在はコロナ前よりも売上が増えている。

流れを読んで、できることをやる

「危機」という漢字は「危険」と「機会」です。
リスクとチャンスという意味。

時の流れを読むことです。
水の流れは、抑えようとしても、抑えきれるものではありません。
そうであるなら、無理やりに抑えるよりも、流れに乗って、その中でどう対応するかを考えるのが重要です。

コロナ禍は大変な影響を与えています。
以前と同じような生活は数年戻ってこないと考えていた方がいい。
だから、今の状況を嘆いたり、暗くなったりせず、コロナの時代の流れに乗り、適応していくことです。
でも、その中からワクワクすることが生まれてくるはず。

希望を持って、ピンチがチャンスと思いましょう!
リーダーの意識がとても重要なのです。

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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