リアル店舗の存在意義が問われる時代に「これからの商店のあり方」とは?

リアルの店舗の存在理由は

薬業界でセミナーをしました。
薬局(調剤薬局や漢方薬局)の方々に、オンラインでお話ししました。
全3回のエクスマセミナーの最終回。

テーマは

「これからの商店のあり方」

情報量の爆発的な増加
スマートフォンの普及
SNSの日常化

そんな環境で、リアルの店舗の存在意義が問われています。

リアル店舗での買い物は、在庫があるかどうかわからないのに店まで行って、商品を選び、お会計をして、また帰る。
これだけで数時間かかったわけです。
それが、わずかな「スキマ時間」があれば、スマホで終わるわけです。
会計もカンタンです。
モノを買うだけなら、それでいいわけです。

さらに人工知能やロボットが人間の仕事を代替する時代です
例えば薬局の業界で言えば「薬剤師」という仕事は、将来的に人工知能に変わっていく可能性もある。
人工知能が素早く間違えることなく医師が指定した薬を選ぶのは、とても得意です。
さらに患者さんのカルテや治療の経緯もすべて覚えているので、薬の変更にも対応できるし、医師が間違った薬の指示をした場合でも、人工知能の方から医師に確認をすることもあるでしょう。
漢方だって、人工知能ができる時代になっていきます。
舌診も相談も人工知能ができるようになります。
というか得意分野です。
4000年分のデータの記憶や解析は得意です。
さらに自ら超高速で学習するから、お客さま一人一人にカスタマイズした相談も、経験値も上がる。
人間の曖昧な感情や勘の部分も学習できるのです。

そんな時代に、リアル店舗の存在意味は、どこに宿るのでしょう。
そういうことを考えることが重要になってきます。
答えはたくさんあるはずです。

一番大切なことは「つながる」ということ。
地域の人たちとつながり、好きになってもらい、支持してもらう。
漢方の相談や薬の処方だけだと、人工知能に代替されてしまいます。
それ以外の人間らしいことが価値になっていくのです。

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参加してくれた方のツイートです。
ありがとうございました。

 

 

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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