AI時代どっちを選ぶ? 「効率的な孤独」「面倒くさい温もり」

人間関係は手間がかかるものだよね

ネットで注文すれば、翌日には荷物が届く。

AIに話しかければ、いつでも返事をしてくれる。誰かに気を使ったり、予定を合わせたりしなくても、ひとりでたいていのことができる時代になりました。

便利ですよね。

でも、その便利さの中で、僕たちは少しずつ孤独になっているのかもしれません。

人間関係は、手間がかかります。

相手の話を聞く。自分の考えを伝える。意見がぶつかることもあるし、気を使いすぎて疲れることもある。思いがすれ違って、あとから「あんな言い方をしなければよかった」と反省することだってあります。

人と関わるのは、けっこう面倒くさい。

でも、その面倒くささを避けていたら出会えないものもあります。

すぐに分かり合えなくても、話し続ける。違う考え方に驚きながら、相手のことを知っていく。そうやって少しずつ重ねた時間が、心の奥まで温めてくれる関係をつくっていくのだと思います。

人と人とのつながりは、効率よく完成するものではありません。

仕事でも同じです。商いは、商品とお金をやりとりするだけではない。何度も顔を合わせたり、何気ない話をしたり、相手のことを気にかけたりする中で、ご縁が育っていきます。

お客様との関係も、仲間との関係も、家族との関係も、手間をかけながら育てていくものです。

効率的にひとりで完結する暮らしも、たしかに便利です。でも、ときには誰かと食卓を囲んだり、予定外の話に花を咲かせたり、すれ違いを乗り越えたりする。そんな「面倒くさい温もり」の中に、人生の豊かさがあるのだと思います。

2027年1月22日の新春エクスマセミナーでは、損得を超えて人と人がつながり合う、温かな場のつくり方を皆さんと一緒に考えます。

効率だけではつくれないご縁を、育てていきましょう。

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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