文化・芸術

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JAZZアルバム紹介:キャンノンボール・アダレイ『サムシングエルス』

オータム・リーブス 枯葉高校生のころ、日曜日になると、昼間から夜にかけてジャス喫茶『ジズイズ』や、地下の珈琲屋さん『仏蘭西茶館』に入り浸っていた。何の目的もなく、ただただ、ひとりでコーヒーをのみ、煙草を吸って小説を読んだ。カミュの『異邦人』...
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JAZZのアルバム紹介:バド・パウエル「シーン・チェンジス」

クレオパトラの夢今思うと、ボクが生まれ育った、北海道の釧路っていう街は、ジャズが似合う街だなって思う。陽気なラテン系ではない気候。霧が多く、寒く、冬は雪が少なく空気が凛としている。港があったり、坂が多かったり、湖があったり。高校2年の初冬。...
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昔から遊びのような仕事をしていた|34年前の環境音楽アルバム『ピア アンド ロフト』

1983年もエキサイティングな時代だったいつの時代も、胸踊るエキサイティングなことはある。 今の若い人たちは、とってもエキサイティングな世界を生きているなって、いつも思うのだけど、ボクらの時代もずいぶん楽しくてワクワクすることがたくさんあっ...
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リー・モーガン「サイドワインダー」|雨だからジャズを聞こう

音楽は環境を変える日曜の午後。東京は夏の雨が降っています。 こんな日はエアコンの利いた部屋で、雨を眺めながら、好きな音楽を聞いて、読書なんて最高です。いつも思うのですけど、音楽っていうのは、シーンを一瞬にして変える力があるなって。 流れてい...
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サブカルチャー的な位置は価値|みんなと同じことをしないこと

ビートルズはサブカルチャーでいたかったのか?先日の東京の渋谷で実施したエクスマ出版セミナーのオープニングは、懐かしのビートルズの曲、「Help!」を使いました。 この曲が入っているアルバムはもちろん「Help!」です。 デビューして3年、1...
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『ブルーシティ』 僕の人生を変えた一枚

「BLUE CITY」に一目惚れ個人的にジャズのことを書きます。ボクが高校生の頃だから、1970年代中ぐらい。 ジャズに出会ったのですけど、出会いのきっかけは、以前書いたから割愛です。 興味のある方は以下に詳しく書いていますから読んでみてね...
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世界一有名な美脚|ソニー・クラーク「クール・ストラッティン」

ジャズに興味はなかったのに嶋倉くん(タイソン)が言った。 「ジャズなんて、まったく興味がなかったんだけど、最近聞くようになったんです」 タイソンは僕の塾生さん。北海道の釧路で飲食店7店舗、貸しビル、中古車会社を経営している、若き社長です。 ...
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インタープレイの極致「アンダーカレント」ビル・エバンス&ジム・ホール

日曜日だからジャズのアルバムを紹介します若いころには、あまりにも奥深くて、その真の良さが理解できないものがある。 料理でいえば、「湯豆腐」や「パクチー」なんかがボクの場合そうだった。 あんなものどこが美味しいんだろう。 そう思っていたけど、...
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自分の売っているものにどれだけ「愛」があるか? 〜パナソニックのTechnics復活

好きだということは愛があるということ以前、三菱自動車のランサー・エボリューションの生産を中止した記事を書きました。 三菱自動車のコンセプトを表していた、スポーツカーを廃止して、売れるSUVに社運をかけるというニュースを見ていて、違和感を感じ...
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5年後なんて誰も予想できない 〜即興経営をしよう

たくさんのメッセージありがとうございます今日、57歳の誕生日でした。 お祝いのメッセージ、ありがとうございます。 心づかいと愛情を感じました。 本当にたくさんの人に支えられて、今があるんだなって、感謝しています。 何も恩返しはできませんが、...