わかりやすさの罠〜単純な情報にばかり触れていると思考も単純になる

表現はわかりやすほうがいいけど思考は深く

昔から言っていることですけど、ビジネスパーソンは、ビジネス書以外の本も読む方がいい。
小説、エッセイ、歴史、自然科学、物理、哲学、宗教、最新テクノロジー、心が動いた本を、5種類くらい読んでみる。

どうしてかというと、自分の存在とは何か、人間というものは何か、世界とは何か、宇宙とは何か、我々はどこから来て、どこへ向かっていくのか。

そういうことを真剣に、深く考えるようになるからです。
特に、リセットされたポストコロナの時代には、その思考は大事になってくる。
コロナ前の、行き過ぎた利益追求の経済から、人間中心の経済になっていくから。

今の時代は、情報が簡単に手に入る時代です。
そして、その情報はわかりやすく、単純化されているものが多い。
多くの人が、じっくりと長文を読むようなことをしなくなった。
どんどん情報が流れてくるから、それはそれでしょうがないのかもしれません。

もちろん現代人はわかりやすくしないと、見てもくれません。
だから、表現はわかりやすくシンプルにすることは大事です。
でも、単純に思考しないことです。

シンプルな情報、短い情報に慣れてしまうと、知らず知らずのうちに、思考も単純になってしまうのです。
それはとても怖いことです。

「わかりやすさの罠」です。

そうなると、発信していても、薄っぺらいものになってしまい、独自性をなくしてしまいます。
独自の視点、独自の切り口がないと、選んでもらえないのです。

そして一番怖いのが、思考がシンプル過ぎると人生も薄いものになってしまうということ。
もっと豊かな人生にするためにも、思考を深くしていくことが重要なことなのです。

思考を深めるのは本

僕は以前、水族館、動物園、博物館、テーマパークなどを作る、外資系の会社で企画室の室長をしていました。
企画をするセクションです。
しょっちゅう企画をして、それを企画書にまとめていた。
その時のことを思い出しました。

僕は今までやったことのない種類の企画を行うときに、いちばんはじめにすることがあります。
それは、本屋さんに行くことです。

本屋さんは基本

大きめの本屋さんに行って、その関連の本をかたっぱしから立ち読みするのです。
今はAmazonで購入することが多いですけど、それでも週に1〜2度はリアルの書店に行きます。
立ち読みできるから。
リアルの書店の良さは、思いがけない本との出会いと立ち読みです。
これはとても楽しいことです。

例えば、あなたがあるシティホテルの仕事をすることになったとしましょう。
セールスプロモーション計画を立案しなければならない。
セールスプロモーションのことはわかるけど、ホテル業界のことはまったくわからない。
そういう場合は、書店に行ってホテル業界の本をパラパラと見るのです。
「業界研究」や「企業研究」のような種類から、「〇〇ホテル流サービスの極意」のような種類のモノまで、けっこうあります。
それを見て、中から何冊か買ってくるわけです。

全体を把握できるもの、その中である部分だけ詳しく述べたもの、違う角度で書いたものなど、関連の本を5冊くらい読めば、だいたいのことはわかります。
本を読むことはとても重要なのです。

だいたい専門分野の本を5冊読めば、その道のプロと対等に話ができるくらいにはなります。

以前「屋内熱帯雨林館」の企画をしたことがあります。
建物の中に「熱帯雨林(ジャングル)」の環境を再現し、植物、動物、魚などを飼育展示する新しいコンセプトの施設な
のですが、この施設をプランニングした時のことです。

2週間くらいで、5冊の本を読み、東京大学の先生に会いに行きました。
この教授は、わが国における「熱帯雨林」の権威です。
僕が企画した展示の裏付けのためにお会いしたのですが、先生が話す内容はすべてわかりました。

わかるどころか、ヒアリングの最後に、「藤村さん、とても詳しいですね。どこかで熱帯雨林の勉強をされたのですか?」というお褒めの言葉までいただいたのです。
2週間で勉強したとは言い出せませんでしたが、ちょっと本を読むことで、プロフェッショナルの人と話ができるようになるのです。

本というのは、どんなものでも「体系化」されています。
ですから情報としては整理されていて、ある考え方にそってまとめられています。
そして深い知識が身に付くのです。

本をじっくり読むのは、思考を単純化させないために大切なことなのです。
表現は単純にわかりやすく。
でも、思考は深くすること。
今週末は、最近行っていなかった本屋さんに行って、自分の心が動いた本を買って読んでみましょう。

オンライン開催のエクスマセミナーは7月21日(火曜日)

誰でも参加できるエクスマセミナーを7月21日に実施します。

東京のエクスマスタジオで実施しますので、近隣の方は、スタジオで直接セミナーに参加することもできます。懇親会はありませんが、僕と話したい、会いたいという方はぜひいらしてくださいね。

また、オンライン開催はセミナー形式なので、参加者さんの顔は映りません。
講演を聴いていただくスタイルになります。
顔を出したくない方は安心してくださいね(笑)

テーマは

「ピンチはチャンス!コロナ禍を生き残るために」

<セミナーの詳細はこのブログを読んでね>

今、さまざまな業界でどんな変化が起きているのか。
コロナ後の世界は、どういう世界になっていくのか。
どんなマーケティングをデザインしたらいいのか。
環境に対応し、お客様との関係性をどう築くのか。
どんな視点でビジネスをしていけばいいのか。などなど
3時間、お話します。

【日時】7月21日(火曜日)午後2時から5時(途中休憩あり)
【場所】東京 和泉多摩川『エクスマスタジオ』
    東京都狛江市東和泉3丁目12−4
    新宿駅から小田急線「和泉多摩川」下車 東口徒歩1分

【参加料】
エクスマスタジオ 10,000円
zoom参加     5,000円
(いずれも消費税は別途)
【参加人数】
スタジオを密を避けるため最大でも15名
zoomは100名まで参加可能
zoomのウェブセミナー(ウェビナー)を使用して実施します。
講義を聞く方式です。
質問がある方は、チャットで受けることもできます。

誰でも参加できるセミナーです。
もちろんエクスマ塾生さんも参加できます。
みなさんのご参加をお待ちしていますね。

【リアルのセミナーinエクスマスタジオ申し込み】

ストアーズでの支払いになります。
申し込み後、エクスマ事務局から詳細が届きます。

【zoomでの参加申し込み】

ストアーズでの支払いになります。
申し込み後、エクスマ事務局から詳細が届きます。

ズーム参加が初めての方は
僕のスタッフの平松氏が書いた
このブログを参考にしてください。
【Zoomミーティング&ウェビナー参加方法】

塾生限定セミナーは7月23日(木曜日)海の日

塾生さん限定のセミナー、エレメントEは7/23「海の日」で祝日に実施します。
基本的に毎回、僕が今、話したいことを話すセミナーです。

過去にやったセミナーのタイトルだけでも、ビジネスセミナーとは思えない。
「勝手にしやがれ」
「人間失格」
「自分の中に毒を持て」

詳細はまた別のブログで書きますけど、一応、お知らせしておきます。

テーマ:【逸脱した思考が価値を作り出す!便器が芸術作品に!】

カウンターカルチャー的な逸脱する思考が求められているのが、今です。
価値の転換
革命的
主流じゃなく反主流
この時代をいかに面白く生きるか?

【日時】7月23日(木曜日)午後2時から5時(途中休憩あり)
【場所】東京和泉多摩川『エクスマスタジオ』
【参加料】
エクスマスタジオ 10,000円
zoom参加     5,000円
(いずれも消費税は別途)
【参加人数】
スタジオを密を避けるため最大でも15名
zoomは50名くらいかな?
zoomのウェブセミナー(ウェビナー)を使用して実施します。

塾生さん限定です。塾生のみなさん、お待ちしています!

【7/23エレメントE参加申し込みフォーム】

藤村正宏のエクスマラジオ

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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