お客を選ばないと、お客さまからも選ばれない。

誰に伝えたいのか、それを明確にする

販促や広告、ブログやSNSの発信、プレゼンや講演、なんでもそうですが、伝える相手のことがよくわからないと、届かない。

「誰に」伝えたいのか? 

これを明確にすることが大事です。
そう思いますよね。

専業主婦に伝えるのか、ベテランの経営者に伝えるのか、新人の会社員に伝えるのか、相手によって関心ごとも違うし、もっている問題だって違うかもしれない。

スタジオマリオの新人研修の様子 全員若い女性だった

スタジオマリオの新人研修の様子
全員若い女性だった

誰に伝えるのかがわかったら、どういうふうに伝えたらいいかがわかってきます。
どういう言葉を使って、どういう方法で、どんな内容を伝えればいいか。

これを明確にしなければ、あまり伝わらないのです。

マーケティングでいっても同じです。
自分の商品を、どういう人達に買っていただくのか?
そしてその人たちに、どういう価値を届けるのか?

こういう視点が重要ってことです。

今は情報があふれ、ちょっとやそっとじゃ伝わらない時代です。
だから、「どんな人にも売ってしまおう!」と考える人も多いかもしれません。

実はそうじゃないんです。
流行っている店やレストラン、商品や会社を見てみれば、みんなそういう形でやっている。
その品質やセンス対して、自信を持って価格設定をしているし、セールをしない。

誰にでも売るというわけではなく、こういったライフスタイルを持った人に買って欲しい、といしっかりとしたコンセプトを持ったお店や企業が多い。

ともかくたくさんの人に買ってもらわなくてもいい。
お客さまの幅は狭くてもいい。
結局はそういう所が流行っています。

共通しているところは「知る人ぞ、知る」という店や企業であるということ。
全員が知らなくても、ある人は知っている。
そういうライフスタイルを持った人の中では非常に支持されているということなんです。

あなたの会社の商品は、どういう人たちに、どういう体験を提供しているのか?
それをもう一度考えてみてください。

老若男女、すべてがお客だと思わないことが大事です。
お客さまを選んでみましょう。

お客さまを選ぼう

そんなことを言ったら、なんだか傲慢に聞こえるかもしれません。
傲慢になれって言っているわけじゃありません。

世の中は「因果律」の中で回っています。
すべては原因があって、結果があるのです。

SNSやブログの発信で、いいお客さまを選ぶことが可能になります。
いいお客さまとは、あなたのことが好きなお客さまです。
逆に言うと、あなたのことが嫌いなお客さまとはつきあわなくてもいい。

それができたら、とってもいいですよね、
SNSで発信していると、それができるのです。
お客さまの質は、あなたが発信する情報の質で決まるからです。

たとえば「他の店より1円でも安く売ります!」という情報を発信していると、1円でも安く買いたいお客さまが集まってきます。
地域で一番安い店ですって発信していたら、安い物が欲しいお客さまが集まってくる。
妥協を許さないで自然素材を使っている、そういう食品を扱っている店です。
そういう発信をしていると、少々高くてもいいから健康や自然に価値を見出すお客さまが来てくれます。

それは当然のこと。

だから、どういう人が理想のお客さまか。
それを明確にして、その人に共感されたり、好きになってもらう。
あなたが仲良くなりたい人が好む情報を発信することをこころがける。

地道にそういうことをやっていると、あなたに共感してくれる人や好きになってくれる人が増えます。
その中からお客さまになってくれる人が出てくる。

そして、毎日のように発信していると、信頼が生まれます。
人はよく知らない人を信用しません。
情報量が少ない人を信頼はしないのです。
さらに、あなたの商品やサービスのことをその発信に織り交ぜることで、商品を理解してくれるようになります。
商品の知識が深くなると欲しくなるのです。

まさに「関係性」を作り出すってことです。
お客さまの質を決めるのは、あなたの発信なのです。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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