世の中単純なんです 伝えなかったら存在しないのと同じ

鶴雅がますますエクスマに

先日、北海道の鶴雅さんのコンサルに行きました。
1泊2日で豪華な温泉旅館を体験できて、美味しいものを食べ、ミーティングをするのが仕事って、とってもワクワクする仕事です。
おまけに、鶴雅さんが3月1日から組織が変わり、エクスマ的な人たちが社長や取締役や部長になったので、ますますおもしろい。
金子社長、山浦取締役、秋本部長。

あ〜、楽しみだな〜

単純に考えてみると真理がわかる

何度も言っていることです。
シンプルでしょ。
世の中はシンプルに考えたほうが、楽しく成功するのです

鶴雅の売店の話です。
最近、インバウンドのお客さまが多くなってきている。
台湾や中国などのアジア圏の観光客。

そこで秋本部長、シンプルに考えた。
売店のPOPを中国語にしよう。

そして、さまざまな商品に中国語のPOPをつけました。
もちろん、中国や台湾の従業員さんもいるので、訳してもらったわけです。
結果は、想像の通りです。

たとえばボクが子供の頃からある阿寒湖みやげ「まりもようかん」。
ゴムの中に入っているまりもに似せた球体のようかんです。
道東では超有名なおみやげ。

でも海外の人たちには「白い恋人」や「ロイスにチョコ」は有名ですが「まりもようかん」はまったく無名。
だからまったく売れなかった。

それが中国語のPOPをつけただけで、飛ぶように売れるようになった。
結果的に昨年の11月には、単月売上過去最高を記録。
現在も順調に売店の売上は伸びています。

まりもようかんの中国語POP

まりもようかんの中国語POP

難しく考えても、いいことないよ

中国の人に伝えたいから、中国語のPOPにしよう。
ただ単純にそうしただけです。

「台湾ではりんごが貴重で高いから、日本でりんごを食べられるからうれしい」

台湾から来たスタッフがそう言った。
だったら、りんごを売店で売ってみよう。
ただ単純にりんごを売った。

そうしたら、大人気になった。
宿泊した部屋で食べたりしている。

単純にりんごを売った

単純にりんごを売った

単純に考えて素早く行動しただけです。

これを小難しく考えると、行動できない。
頭をよくみせようとしているつもりなのか、難しいことを言う人っていますが、実際は中味がない、おもしろくない人が多い。

単純に考えましょう。
難しく考えても、何にもいいことがない。

この商品はこんなに素敵なものです。
だから、買うといいと思いますよ。

そういうことを伝えなければなりません。
だからPOPが重要なんです。
買う理由がわからないから、お客さまは買わない。
ニーズを聞いているから、あなたの商品が売れないのと同じです。
お客さまは自分のニーズに気がついていないのです。
だから気づかせてあげることが大事なんです。
ブティックでも、単品で売るのではなく、POPにその商品のコーディネイト例が出ていたら、「あら、これ素敵ね」という感じで、お客さまのニーズに火がつく場合があるのです。
だから、POPっていうのはとっても大切なツールなんです。
従業員や接客営業スタッフが、増えるということなんです。

店舗も同じです。
この店は、こういう考え方で、こういう商品をそろえていて、こういう素敵な体験ができる店です。
そういうコトを伝えなければ、選んでもらえない。
特に店はたくさんあって、みんな同じように見える。
おまけに初めての店っていうのは、入りにくいものです。
店頭でどういう情報を発信するかが問題になります。
そういう意味では、店頭のブラックボード(黒板)やサインに、しっかりと書いて伝えることです。
さらに「入りにくいと思いますが、お気軽にお入りください」なんて書いてあると、気軽に入店できるのです。
今までたくさんの小売店や飲食店で実験しましたが、これ結構効果あります。
ストレートに言ってみることです。

あなたも「私はここにいますよ」って伝えなかったら、ないのと同じ。
たくさんの人がいて、その中から選んでもらうためには、個性的な発信をしなきゃ選ばれないってこと。

会社も店も商品も、そしてあなたも、発信することが大事なんです。

シンプルに考えてください。
価値を伝えましょう。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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