プロフェッショナルとアマチュアの差がなくなった

PFF(ぴあフィルムフェスティバル)を観に行った

次女が監督した映画が、若手映画監督の登竜門である「ぴあフェイルムフェスティバル」で、上映作品に選ばれ、観にいってきました。
528作品の応募があって、審査を通り、最終的に21作品が入選しました。
『彼は月に行った』という映画です。
19分の短編映画です。
作品の詳細はピアの公式ホームページで観てください。

『彼は月に行った』THE SUMMER MOON
映画は・・・親だから、冷静に観られません。
変にドキドキして、もう一度じっくり観たいなと思った。

でも、なんだか儚くてせつなくて、美しい映画だったという印象です。
贔屓目じゃなくて、良い映画だと思う。

PFF会場のホールの写真

PFF会場のホールの写真

今日のブログは、その映画のことではなく、
次女の映画を観ていて「プロフェッショナルとアマチュアの差がなくなったんだな」って、思ったことを書きます。

下積みなんてするな

ITテクノロジーの進化は、従来の仕事や職業を駆逐して、消滅させることもあるけど、今までできなかったことがやれるようになった。

次女は大学に行きながら、映画の学校にも通っていました。
その時、ある有名な映画監督から言われたことを聞いたのですが、それはとっても今の時代に合ったことだった。
娘からまた聞きなので、正確ではありませんが、概ね以下のようなことです。
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映画監督になりたかったら、助監督とかで下積みなんてする必要はない。
それは逆効果になる。
今は、映画を作るコストが安くなって、映画を撮りたいと思ったら、誰でもできる。
自分に才能があると思うのなら、映画を作って、どんどん公開していくほうがいい。
今はみんなに見てもらえる方法がたくさんある。
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そうですよね。
映画制作のコストが大幅に安くなっている。

ボクらが若いころは映像作品を作るのは、とってもお金がかかりました。

オリジナルの5分くらいのプロモーションビデオを作るのだって、数百万円かかった。
1990年代に、ボクがある展示会の環境映像を作ったときには、10分くらいで300万円くらい支払いました。
今はデジタルの技術が発達したおかげでコストが安くなりました。

撮影機材が安い。
普通のビデオカメラ、一眼レフカメラの動画、iPhoneのカメラの動画でも、かなりいい。
iPhone4だけで撮影された、有名な商業映画もあります。
次女の映画は、一眼レフで撮影したそうです。

以前は編集機材を使うのも、編集ソフトも、ものすごく高価でした。
超高価なデジタル編集機材を持ったスタジオが映像制作の中心でした。
当然、編集費は高価なものでした。
いまでは同じ編集や表現を、ノートパソコンでできる。
ノートパソコンだったら、どこにでも持って行ける。
1台で、すべての作業もできる。
特殊な機材も必要ないし、巨大なスタジオだって必要ない。
だからスタッフの人数も少なくてすみます。

そういう環境から、若い世代の、個性的な才能や尖がった作品が生まれてきている。
自由に表現できる時代になった。
本当に映画制作している人には、僥倖だと思う。

テクノロジーの進化でやりたいことができる

それは何も映画制作の話だけではないということ。
普通のビジネスだって、同じです。

情報はネットでいくらでも手に入るようになった。
3時間くらいネットを検索していたら、大抵のことがわかります。
1日で、ある程度専門家になれる。

オフィスだっていらない時代です。
クラウドを使って、どこでも同じ環境で仕事ができるわけです。
スタバだって、多摩川の河川敷だって、もちろん東京郊外の自宅の寝室でも。
家賃を極力抑えることができる。
スタッフの数だって少なくて済みます。
自分ひとりでできることだったら、人件費はいらないのです。

これだけ環境が揃っているのだから、みんなやりたいことをやればいい。
やりたいことで成功するハードルは、ものすごく低くなっている。
今の時代「やりたいことができない」なんていうのは、やる気がないと言っているようなものかもしれません。

ホント、ビジネスパーソンにとっては、エキサイティングで面白い時代になりましたね。
今の時代、やりたいことができる時代になった。
自分の好きなコトをやれる環境が、数年前に比べると圧倒的に整っているということです。

次女の映画を観終わって思ったことは、概ねそんなことです。
もし機会があったら、ぜひ観てくださいね。

 

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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