深夜の知的冒険 ミレーとアイヌと量子物理学

眠れない夜の読書、というか読書するから寝られない

もう寝ようと思って、ベッドに横になって、近くにある本や雑誌をなんかを、パラパラとみているうちに、面白くなって集中してしまう。
そして結局、寝られなくなる。
そんなことってないですか?
ありますよね、あるはず、きっとある・・・さっきから僕はそうなっているわけですよ。

午前2時くらいに、バルビゾン派の画家、ミレーのことをベッドの中で、ちょっと調べていた。
まったくの好奇心から。
あ、ミレーって誰もが知ってる『落穂拾い』って絵を描いた人ね。

ミレー「落穂拾い」


農民の生活を描いた、農民画家と言われて評価されているけど、実は本人、農民画家にはなりたくなかったって話。
「俺はホントはこういう絵を描きたくなかったんだけどな〜」って感じ。
自分が評価されたい分野じゃなく、違う分野で評価が高まり、世間がそう認識していく。
本当は歴史や聖書のことを書く宗教画家になりたかったようです。

でも「落穂拾い」と双璧をなす名作「晩鐘」という絵は、子供の頃から好きだった。
農家の夫婦が、1日の作業が終わり、働けたことに感謝の祈りを捧げている絵画。
子供の頃の僕は、静かな夕暮れの音の景色や空気の匂いまで感じていた。

ミレー「晩鐘」


ちょっと興奮して、寝ようと思っても寝付けない。

それで、まったく脈絡なく、アイヌ民族の歴史を読み出した。
アイヌって北海道で自然と共存して、静かに暮らしいたと思われがちだけど、違うんだよね。
海を駆けめぐり、中国大陸を支配していた元やその後の明、ロシア、そして和人と呼ばれていた本州と、国際的な交易をしていたんだ。
戦いも強くて、かなりアクティブな民族だったんだよ。

アイヌのことが詳しく書いてある雑誌

またワクワクしだして、寝られなくなる。
無理矢理寝ようと思って、スタンドを消したけど、寝られない。

それでまたスタンドをつけ、次は量子物理の本。
それを読んでいるところで、明るくなってきた。
これも面白くて、まだ寝られない。

クオンタム(量子)思考

クオンタムというのは、量子のこと。
量子物理学って、めっちゃ面白い。
ここ数年、僕の中ではブームです。

「同時に別の場所に同じものが存在する」
「一瞬のうちにものが遠くまで移動する」
「物質と波の状態を持っていて、都合のいいように変わる」
「人間が確認するまで二つの状態になっている」

詳しくは書かないけど、めっちゃ面白い。
今までの常識では把握できないことがたくさん起きるのが「量子」の世界。

よくエクスマセミナーや塾で「常識に縛られるな」って言っているけど、量子物理学の世界では、今までの常識では捉えることができないことが、実際に起きている。
だから「クオンタム思考」は、エクスマで言ってきたことと同じだなって思った。

仕事とはあまり関係なさそうなことばかり興味を持つのはどうかと思うけど、好きなんだからしょうがない。
というか、これからの時代、経営者やビジネスリーダーは、仕事以外のことを学ぶことが大事なんですよ。
仕事のことしか話題がない人は、ビジネスで成功しずらい時代になる。
みんな同じになるから。

それにしても世の中は、面白すぎることばかり。
幾つになっても、好奇心を忘れずに、謙虚に学んでいきたいですね。

それにしても、ものすごい難解な本や、面白くない本を読むと寝られるのかな。

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北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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