想像していなかった縁ができる
スマホが普及してSNS活用が普通になった現代。
誰もがSNSで自分を表現して自己創造していく時代。
そしてSNSで情報を収集している。
ニュースを見たり、商品や店をSNS検索で知ったり、友達が何をしているのかを調べたり。
SNSで発信、シェア、いいね!などをすることで、今まで想像もしなった人と縁ができることも頻繁に起きています。
多くの人たちがSNSを利用して「つながる」ということの価値が高くなった。
そんな中、個人のSNSのつながりの価値に気づき、できるだけSNSで影響力のある人を採用するという企業も出てきました。
小売でもサービス業でもお客様といかにつながるかが大事なことですよね。
その店で働いている人がSNSでたくさんの人とつながり、個人的に良好な関係を持っていたら、店側にしてもいいことです。
業績が良くなるのは目に見えています。
何もSNSをやっていない人より、多くの人とつながりSNSで発信している人を雇う、これは企業にとってみたら当然のこと。
そして先を走っている先鋭的な企業は、もうそれを実行しているのです。
「現代はSNSのフォロワーの数やフォロワーとのつながりが、人の信頼や価値になる」
つまり「資産」になる。
そんな時代ですよね。
お客さまと一人一人つながるとこんなことが起きる
僕のお弟子さんのコンサルタント、平松くんが教えてくれました。
彼のクライアントは美容業界が多い。
お客さまの美容室の事例です。
美容学校を出たばかりの学生を採用した東京のある美容室。
この美容室は、公にはしていませんが、学生を採用するときに、SNSに長けていることを条件にしているそうです。
学校を出たばかりの未経験者は、美容の技術では基本的に大差はないから、そこで判断している。
もちろんSNSで発信しているってことは、だいたいの人柄もわかる。
今回、新しく採用した男性は20歳です。
彼は高校生の頃からSNSで遊びまくっていて、ツイッターのフォロワーが6万人もいます。
さらにユーチューブのチャンネル登録者 は4万人以上います。
すごい数です。
そんな若者を採用しました。
彼が入社したことを発信したら、いきなりその美容室に予約が800件以上きたそうです。
それも数日のうちにです。
彼は美容師としては、駆け出しの初心者ですが、すでにたくさんの人とつながっていました。
それはすごい価値になるわけです。
SNSを活用している若者を雇うと、店での即戦力になるという事例です。
もしあなたの会社が、まだSNSを経営に取り入れていないなら、あるいは社員のSNSを禁止なんてしていたら、あなたの会社の未来は暗いってこと。
真剣にSNSと向き合わなきゃ。
以前からやっている会社はもう随分知見をため、先を走っています。
たくさんの 人々とつながり、みんなが気づかないところで利益を上げているのです。
みんなと同じ、個性のないビジネスをしていると、これからますます価格競争となり、利益が出なくなる。
お客さまと一人一人とつながる。
そんなビジネスデザインを構築した会社が、利益を総取りする時代になりつつあるのです。
藤村 正宏
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