知り合いから 友達から よく知っている店や会社から買う|つながりの経済

東京のエクスマスタジオの内装工事費

資本主義が徐々に終わり、つながりの経済になっていく。

つながりの経済の大きな特徴に「つながりの中で消費が起きる」というのがあります。
これはどういうことかというと、知っているところで消費するということ。

エクスマ秘密基地内装

エクスマスタジオ

昨年、東京にセミナールームを借りました。
「エクスマスタジオ」
内装工事などで約1,800万円の費用がかかりました。
設計会社、内装工事会社、OA会社、材料会社、看板会社、5社に支払いました。
それぞれ、名古屋、千葉、北海道、岡崎、東京と、地域もバラバラです。

一度も「ネット検索」や「相見積り」や「値引き交渉」などをせず、最初からこの5社に決めていました。
理由は簡単。
5社の会社の社長が、ボクの塾生さんだったから。

昔だったら、内装工事をするときに、グーグルとかで検索して地元の内装業社を調べ、そのうち何社かに見積り依頼して、比較決定して、どこに仕事を依頼するのかを決めますよね。
でも、そんなことしなかった。
さらに言うと、その5社はボクに対して、一切の販促や営業をしていません。
ボクのほうから依頼したのです。
昔から「つながって」いて、ボクが信頼していたからです。

こういう消費がこれからの消費の主流になっていくということ。

商店街の中にある 看板もカッコいい

商店街の中にある
看板もカッコいい

関係性が消費の動機

人は知り合いから買うという単純なことを忘れてはいけません。
つながりのある店や会社を利用するということ。

たとえば、二つの店で、同じ商品を同じ値段で売っている。
一つは、知らない店、一つは、店長と親友くらいに仲の良い店。
どっちで買うか? ということです。
普通の人なら、仲の良い店長の店で買います。
同じ距離で、同じ値段で、同じ商品で売っているなら。
世の中はそういうふうになっているんです。

美容室のヘアスタイリストが友達なら、見ず知らずの美容室に行くよりも、友達の美容室にいく。
同じ価格の同じワインを買うのなら、見ず知らずの人がやっている酒屋より、親友がやっている酒屋で買う。
内装工事だって、建築工事だって、知り合いの会社に頼むのです。

情報洪水、製品や会社のコモディティ化(無個性化)、格差社会、そういうような要因で、人々は意識的にも無意識的にも「つながり」を求めています。
これからの商売は、多方面で「つながり」がキーワードになっていく。
消費の動機が、「関係性」だということ。
だから、SNSでも、リアルでも関係性を深めていくことが大事。
そうしなければ、あなたのところで買ってくれていたお客さまも、他のつながったところで買うようになるかもしれません。

SNSでつながりやすくなっている

SNSがあることで、誰とでもつながりやすくなった。
これは消費社会に大きな影響力をもつことになる。
この数年でそれは実感している人も多いことでしょう。

SNS、特にFacebookは顔も見えて、実名でもあります。
だからその人の発信を見ていると、どういう人かがわかってきます。
つながる敷居が低くなるということ。
プロフィール写真が、犬や猫、風景やバイクだったらお友達になりませんが、顔がわかっていて個人が特定できる人とはつながりやすい。

今はマスメディアの情報より、友人や知人の情報の方を信頼する時代になっている。
これからますます、つながっている人や店、会社から買うという消費が増えていくでしょう。

つながることが、成功するための大きな要素になってくるのだと思う。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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