会社の資産や価値で何ができるのかを妄想しよう

新聞を半分以上の人が読まないと回答

先日、4月6日が”読む”語呂合わせで「新聞を読む日」だった。
なぜ新聞なのかは不明ですが、みんな新聞を読もう、という業界の願いなのかな。
そこでその日、Twitterでアンケートをとって見ました。

524人の人が回答してくれました。
毎日読む人が19% 時々読む人が26%。
読まなくなったって人が45%もいる。
新聞ってオワコンっていう人と合わせると55%が読まない。

ま、予想通りでした。
半分くらいは読まないだろうなって思っていた。
Twitterのアンケートなので、回答してくれた人たちは日頃からTwitterを使っている人ですから、偏っている結果だとは思いますが、それでも新聞社の窮状はわかりますよね。

そして残念なことに、この傾向は「読まない」方向に加速をつけていくんだろうなって思うのです。
もう、どんなにTV-CMを流しても、どんなキャンペーンをやっても、紙の新聞は部数を減らしていくだけです。
これは確実だと思う。

かといって、昔の栄光時代の収益を、デジタル版だけであげることも不可能です。
紙の新聞の購読料、1ヶ月、4,000円とか4,500円とかをデジタル版に支払う人は、ほとんどいませんよね。
とっても面白いニュースサイトの有料版でも、1,000円〜2,000円くらいです。

こうなってくると、新聞社は大丈夫か?って、誰でも思いますよね。
いずれ紙の新聞がなくなる日が来ます。
そんな時のために、新聞社は新しいビジネスをデザインしなければならないと思うのです。

過去の延長線上で考えていては行き詰まる

新しいビジネスの仕組みを生み出すためには、過去の延長線上で考えていては、本当に新しいことなんて生み出せない。
だから「明日、紙もデジタルでも”新聞”というものがなくなったら、どういうビジネスができるのか」ということを真剣に考え、アイデアを出すことだと思う。

現状持っている会社の資産や価値を、どう生かせるかということです。

例えば日本の新聞は、すごい宅配システムを持っています。
この宅配システムで何か新しいビジネスができないかを考えてみる。
高齢者が多い、忙しい人が多い、そういう人たちに買い物の代行サービスや介護サービス、ホテルのコンシェルジュや御用聞きのようなサービスを提供する。
何か新しい商品を開発して、それを販売するとか。
生鮮食品の流通をするとか。
できるできないにかかわらず、アイデアをたくさん出してみると思いがけないビジネスが生まれるかもしれません。

また、新聞社の社員さんは、ほとんどがエリートです。
記者や編集者は価値のある個人的なスキルを持っている人が多い。
取材能力や編集能力、創造性、などなど。
そんな個人の能力を売ることもできます。
新聞社の社員が全員、コンサルタントなら、どうだろうって考えてみる。
社員全員が、それぞれの専門分野のことや個人的なことをSNSやブログで毎日発信し、たくさんのつながりやファンを持っている。そして、

伝わる文章の書き方や取材の方法、学習方法、コミュニケーションなどを教える
専門の講演やセミナーをする
企業の発信をお手伝いする
電子書籍などのコストのかからない出版をする

などなどの仕事を生み出せるかもしれません。
社員一人一人が輝いて、生産性を持つと、会社は確実に輝いていくようになります。

Twitterのアンケート結果をみて、なんだかそんな妄想をしていた週末です。

現実的にできる、できないにかかわらず、自社の資産や価値を他に生かすことができないかを妄想してみましょう。

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というわけで、現在募集中のエクスマセミナーは以下です

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詳細と参加表明は以下の記事を見てね。
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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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