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SNSマーケティング

売りたいなら、売らない 集めたいなら、つながる|エクスマ流・本当に大切なこと

フォロワーの数を増やすより、 今いるフォロワーを、もっと好きになってもらうほうが、 きっと、ずっと強い。 SNSも、ビジネスも、ほんとうは同じだと思う。最近、SNSの空気が、またひとつ変わってきた気がします。 InstagramもX(旧Twitter)も、今は「フォロワーの数」より、「フォロワーとのつながり」を見てる。 つまり、バズった回数よりも、ふだんの会話が、じつは大事になってきた。 これって、よくよく考えると、ビジネスの話とそっくりだなと思うんです。 たとえば、お店の売上が落ちたとき。 たいていの経営者さんは「新しいお客さんを増やさなきゃ!」って思う。 もちろん、それも大事なことなんだけど── 本当に大事なのは、 「すでに来てくれたお客さん」を、死ぬほど大切にすることだと思うんです。 エクスマ(エクスペリエンス・マーケティング)でも、もう耳にタコができるくらい言ってます。 それでも、何度でも、伝えたい。 たぶん、人は、一度聞いただけじゃ、 ほんとうに大事なことは、聞き流してしまうから。
エクスマ思考

逆向きにお風呂に入るだけで「感性」はちょっと目覚める

「なんか最近、毎日が同じだなぁ」 って思ったこと、ありませんか? 実はそれ、あなたの感性がちょっとだけ鈍ってきてるサインかもしれません。 新しいテクノロジーがどんどん出てきて、AIも進化してる。 「よくわからないなあ」で終わらせると、知らないうちにチャンスを逃してたり、損をしてることもあるんです。 「知ってる人」と「知らない人」では、見える景色がまったく違う。 だから、ビジネスに関わっている人ほど、テクノロジーとちゃんと向き合う必要があると思うのです。
エクスマ思考

「神の見えざる手」が見えなくなった日

「もっと早く、もっとたくさん」が止まらない。 いま、資本主義っていう仕組みが、ガタガタしてる。 どうしてかっていうと── 「短期で儲けること」だけが、評価されるようになったからです。 たとえば、銀行。 お金を貸すとき、返してもらえるかどうかで判断する。 それはもちろん当然なんだけど、 「今すぐ儲かりそうな会社」にしか貸さない。 投資家もそう。 株を買って、値上がりしたらすぐ売って利益を得たい。 だから、派手な成長を見せる会社が好まれる。 つまり、企業もどんどん「短距離走型」になっていくんです。 長くてゆるやかな未来より、今すぐの数字。 ──50年後、世界の食糧危機を救うかもしれない技術? 残念ながら、いま儲からないから投資はナシ。 その結果、どうなったか。 ・環境を破壊してでも、早く稼げる工場を建てる。 ・労働者を安くこき使って、数字をつくる。 ・モノが売れるように、大げさな広告を流しまくる。 ・「必要ないかも」と思わせないくらいの熱量で、欲望を煽る。 「売れたら勝ち」みたいな空気が、あちこちに広がって、 しまいには、粉飾決算とか、安かろう悪かろうの商品とかまで平気で出てくる。
SNSマーケティング

「誰の言葉を信じて買う?」購買行動データが示す意外な事実

「これ、いいよ」 って、好きな人に言われたら、たいてい人は試してみたくなるものです。 SNSを日々見ていて、あらためて思います。 やっぱりね、ものを選ぶときにいちばん影響力があるのは、「つながり」なんですよ。 買い物って、「誰かのおすすめ」が背中を押してくれることが多い。 最近あなたが買ったもの、選んだお店、思い出してみてください。 それって、 「家族がよかったって言ってたから」とか、 「仲良しの友達がSNSで紹介してたから」とか、 そんな理由じゃなかったですか?
エクスマ思考

センスがいい人は、なぜ選ばれるのか? 一流の料理人はアーティストみたいだ

支笏湖にあるホテル『水の謌』で、鶴雅グループ全体の執行役員調理部長、鎌田さんに会って、一緒に夕食を食べました。会話をしているうちに、前に会っていたことに気づく。そして以前のブログを調べたら、書いていた。 当時、鎌田さんは30代前半の若さで、『水の謌』の料理長でした。 鎌田さんの料理は美味しいのは当たり前なんだけど、センスがとてもいい。 クリエイティブなんだ・・・と思ったら、このブログを読んで納得しました。
SNSマーケティング

法人営業(BtoB)でもSNSは効くのか? 答えは「効きます」

BtoBの世界って、どうしても「価格」「納期」「機能」で勝負、みたいな空気があるけど、 ほんとはそこだけじゃない。 どの会社と組むか。誰と一緒に仕事sをするか。 そういう“人と人の関係”のほうが、あとあとずっと大事になってくる。 で、そんな「関係性」が、実は発信でつくられていくんです。 BtoBの世界でも、つながりの経済がはじまってるなぁと感じます。
SNSマーケティング

SNSのすごいところ|「いいお客さん」が、自然と集まってきてくれる

SNSって、けっこうすごい時代になってきたなぁと思うのは、 「いいお客さま」を自分で選べるようになったこと。 たとえば昔は、どんな人がお店に来るかなんて、まったくわからなかった。 商店街の八百屋さんだったら、近所のおばちゃんも来れば、ちょっと横柄なおじさんも来る。 どんな人が来ても「ありがとうございます」って言って、笑顔で対応してた。 それが「商売」ってものだった。 でも今は、SNSがある。 たとえば、あるパン屋さんが毎朝「今日の焼きたてクロワッサンです」って写真と一緒に投稿してたとする。 その投稿に「おいしそう〜!」「明日行きます!」って反応してくれる人がいたら、もうその人とはつながりができてる。 「この人は、うちのパンのこと、好きなんだなあ」ってわかる。 つまり、「うちの商品が好きな人」=「いいお客さん」が、自然と集まってきてくれるんです。
SNSマーケティング

発信を続けること=信頼を貯金すること

信頼って、いきなり生まれない。 知らない人は、信用できないし。 だからこそ、「情報の量」って、信頼につながってるんです。 つまり、発信を続けること=信頼を貯金すること。 そしてその信頼が、いつのまにか商品やサービスの価値につながっていく。
SNSマーケティング

ショート動画って なんでこんなに強いんだろう?|「まずは短く、まずは楽しく」

ショート動画ってすごいね。 気がつけば、ショート動画がど真ん中にいます。 TikTokにInstagramリール、YouTubeショート。 若い人たちが中心だったはずなのに、いまや僕たち大人まで、ついつい見てしまう。 ほんの数秒でグッと心をつかまれる。 それって、すごい力だなって思います。 企業も、もう無視できない存在になってます。 「まずは短く、まずは楽しく」が、マーケティングの新しい合言葉になってきました。
SNSマーケティング

好きになるって会話から始まる|広告じゃなくて物語になれたらいい

SNSって、とても個人的な場所です。 スマホの画面を見ているのは、たいてい誰かのベッドの上とか、通勤電車の中とか、 ふだんの生活の、ふとしたすきまです。 だからこそ、そこにある言葉ややりとりが、その人の心にすっと入っていくこともあります。 何気ない投稿が、励ましになる。 返してくれたコメントが、ちょっとした希望になる。 広告じゃない。 これは、物語なんです。 物語には、登場人物がいて、感情があって、変化があります。 SNSも、ブランドも、同じ。 会話を重ねながら、ともに時間を過ごしていくうちに、 「知らなかったもの」が「好きなもの」に変わっていく。 そんなふうにして、 今日もまたひとつ、「好き」が生まれてくれたらうれしいです。