AIの上をいく創造力を鍛えよう|脳のエクササイズ

連想ゲームで脳を鍛える

最近AIのことをよく発信しています。
本当に進化が目覚ましい。
でも、人間らしさや人間しかできないことを、みんな真剣に考えるから、いい流れではあるなって思うのです。
みんな創造的になっていくから。
っていうか、創造的なこともAIができるようになるのですから、僕たち人間はさらに思いっきり創造的にならなければね。

創造力は磨くことができます。
AIがデータで出してきた創造力ではない、あなたの個性が乗った創造力です。

以前、エクスマ塾の上位コース「エヴァンジェリスト・コース」っていうのがありました。コロナの感染で、ずっと中止しています。
これは講演家を育成するコースで、このコースで人前で話すのが見事にうまくなった人がたくさんいます。
今年夏くらいには、またこのコースを復活させようかと思っているのですが、このエヴァンジェリストコースのワークショップでやったゲームみたいなものがあります。



それは、連想するという訓練。
結構、面白いです。
たとえば、水が半分入っているミネラルウォーターの「ヴォルビック」の写真を見て話をしてもらう。(現在「ヴォルビック」は日本で売っていません)

「3分間スピーチ」をするんですね。
でも面白い話、興味深い話、役立つ話、他人に伝えたくなる話、などなど。
そういう話でなくてはなりません。
考える時間は数分。

連想されるキーワードを書きだしてみる
人それぞれで視点がちがって面白い。

水の話をする人。
いつから水が有料で売られるようになったかを話す人。
ラベル効果の話をする人。
青色の話をする人。
水よりガソリンのほうが安いと話す人。
ヴォルビックの社会貢献を語る人。
水、ペットボトル、フランス、ボランティア・・・・

その「モノ」から連想されるキーワードを書き出して、それについて話せるかどうかを考えるわけです。

対象を「ペットボトル」ではなく、「リンゴ」にしてみたり、100円ショップの商品にしてみたり、さまざまなモノにしてみるのも、気づきがあります。
そして、この対象を「自分の商品やサービス」にしてみる。
商品の価値を見直したり、サービスの新たな使い方や価値に気づくという効果がある。

さらに高度になると、この写真のコラムを書くという訓練もします。
この写真が雑誌やwebサイト、ブログの載っているとして、そのコラムを書くというものです。
600字から1000字くらいで、しっかりとした文章を書いてみる。
こういうような訓練しているうちに、さまざまな思考や視点をもつクセがつくのです

AIより高度な独自性のある想像力が求められている時代なんだな。
一度、社内などで、この脳のエクササイズをやってみると、面白いですよ。

The following two tabs change content below.
アバター画像
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
タイトルとURLをコピーしました