今できることをとりあえずやってみよう! ダメだったら変えればいいんだから

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より本質を追求する社会に変わっていく

社会が大きく変わる時期にきていると、日々感じている人も多いですよね。
そんな時代の流れに乗るためには、これまで続けてきたことにこだわり続けるのではなく、今必要とされているのは、何か?
人を元気にして、勇気を与えることは何か?
それを考え、今できることから動くことが大事です。

もうすでに社会が大きく変わりつつある。
その中で多くの人が、自分のビジネスの「本質」とは何か、が問われていくことでしょう。これまで正しいと思って行動していたことが、突然通用しなくなったり、これまでの常識が根底から覆される事態に陥っている業態も多い。
これから先の時代をどのように生き残っていくか。
模索しながらの活動が始まっています。

今に思えば、いい物をたくさん作ることで社会が豊かになる時代は、ずいぶん前に終わっていた。
それに気づかず、たくさん生産し、たくさん売ることが正義だと、その道を突き進んできたのが現代です。
でも、ここにきて、そういう社会が強制終了されたような気さえしてきます。

会社も人も自然も、その一つ一つ、一人一人が本質を見て、それを生かすことが豊かな社会につながっていく。
この難局を乗り越えていくためには、お互いの足の引っ張り合いなど決してあってはならないのです。
競争に価値があった時代が終わり、協調することが価値になる時代だということです。

これからは、目に見えている物事だけにとらわれず、心を磨いて、本質を見抜く力を身につけていきたいものです。

経済だって、物質的なことを中心に回るのではなく、心で回っています。
利他的な思いや、奉仕心がより大事になってくると思います。

経済の本質は「利他的」なこと。
「経世済民」
人々を救い、より良い世界にすることなのです。
これが経済の語源です。

商売では、大切な人やお客さまの暮らしを応援すること。
利益はその結果として得られるもの。
応援したい、支えたい、役に立ちたい。
自分以外の誰かを心から思うこと。
その気持ちなくして、利益を得ようとしても難しいでしょう。

特に、生活が一変した今は、たくさんの人が不安や悩みを抱えています。
あなたの得意なことや強みを生かして、何かできることはないか。
まず、それを真剣に考えてみましょう。

エクスマ塾生の前川弘美さんの取り組み

先日、エクスマ塾の上位コース「エクスマソーシャルエヴァンジェリスト」を、Zoomで実施しました。
参加している15人のたちは基本的に経営者さんたちです。

「もし、今のこの状況が長く続くとしたら、どうするか?」

前回のミーティングでの課題を報告してもらいました。
直接売上に結びつかなくても、新しい取り組みをしている人が多かった。
今できること、自分ができることを考え、新しいチャレンジをしてみるいい機会。そう捉えてみんなが動き出しています。

東京の上野、湯島で飲食店を5店舗経営している、エクスマ塾生の前川弘美さん( Twitter @nagaokaya )の取り組み

非常事態宣言が出る前の4月2日から、人が集まるのを防ぐため、全ての店舗を自主休業しています。
社員30名全員の給料を3ヶ月先まで補償して、ネット通販にいち早く切り替えました。

前川さんが経営している店舗の中に、ラムチョップで有名な「下町バル ながおか屋」という店があります。
まず、そこのラムチョップを通販にした。

冷凍で届くのですが、解凍の仕方、オーブントースターやフライパンを使った調理の仕方、などが同封のチラシからYouTubeのリンクに飛べ、それを見ると誰でも美味しく作れます。
とてもカンタンに自宅で美味しいラムチョップが食べられる。


【ながおか屋のラムチョップ販売サイト】PayPayでも支払えます。

今までやったことがなかった通販ですが、結構売れました。
でも、店を5店舗閉めているので、当然以前のような売り上げには程遠い。

近隣にはオフィスもあるし、普通の家もたくさんあります。そこで、店頭でお弁当販売も始めました。
すると、お弁当を届けて欲しいというお客さまの声があって、従業員さんが自ら届けるデリバリーも始めました。言葉でいうのは簡単だけど、突然の休業でここまでやるのは大変だったと思います。

実際、やってみると、お店、オンライン、テイクアウト、デリバリーは、似ているようで、全く違うってことに気がついたそうです。
たとえば提供する時間帯も、店だと夜7時過ぎくらいから混むのに、デリバリーだとそれよりも早い、夕方が一番多くなる。
回収しなくてもいい容器をどうするか。
人員の配置も、全く変わる。
自宅で美味しく食べてもらうためにデリバリーにかかる時間も考慮したり、
経験がないことの連続です。
でも、今まで考えもしなかったことに気づき、行動したことで新たな可能性も見えてきたといいます。

当初は、近隣の飲食店でも困っている人が多かったため、デリバリーを応援したいと考えていたそうです。
でも一気に広げてやるのはまだ難しいと判断。
とにかく動けることからスピードを持ってやっていきたい。
そう話してくれました。

SNSの発信を見ていると、前川さん自身もそうですが、社員さんもみんな一緒に盛り上げて取り組んでいるのがよくわかります。
前川さんが社員さんたちとZoomのミーティングをし、覚悟を伝えた時のブログもぜひ読んでくださいね。
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NowコロナからWithコロナに向かうために

どんなに大変な状況になっても、仕事があること、働けること、そして喜んでくれる人がいること、それが人のモチベーションを上げ、生きがいになっていくものだと、つくづく思いました。

今後どのような変化がやってくるのか、どんな社会になるのか、誰もわかりません。
でもそれを想像し、未来に向け自分ができることをし続けるのが、大切なんだと思うのです。
経営者の方は、こんなときこそ失敗を恐れない気持ちを強く持ちたいですね。
とにかく、今できることをとりあえずやってみましょう!

エクスマ塾生の経営者さんたちには、まだまだたくさん色々な取り組みをやっている人がいるので、また紹介しますね。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」
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