歯ブラシをもっている人より、モバイル端末を持っている人のほうが多い

iPhone6が届いたと、カメラのキタムラさんから連絡がありました。

メモリーが128MBの大容量の機種は、予約しなければすぐに買えないということで、予約しておいた。
まだ取りに行っていないけど、楽しみです。

人々にとってスマートフォンはメインのコンピューター

現代社会、スマートフォンは、ボクたちにとってもはやメインコンピューターになっていると言っても過言ではありません。
ある調査では、世界の人口70億人のうち、歯ブラシをもっている人は42億人、それに対してモバイル端末をもっている人は51億人と言われています。
モバイルデバイスは人々がインターネットにアクセスする重要な装置になっています。
本当にすごい世界になった。

携帯デバイスと歯ブラシ比較

スマートフォンがさらに普及することで、企業活動も驚くほど多様な可能性が出てきます。
さらにIT家電やウェアラブル端末。
グーグルグラスやアップルウォッチ。
健康を管理してくれるシャツや歯ブラシ、ウォーキングシューズ。
モノがどんどんインターネットにつながることで、たくさんの個人データがビックデータとして蓄積されていきます。
そうすると個人個人のコンテクストに合ったサービスを提供できたりする。

例えば、こんな風に・・・・・
講演のために沖縄行くANAの機内から、「那覇に向かっている。今日のホテルは初めて泊まる○○ホテル。夜はサムズバイザシーでステーキを食べよう。楽しみ」とツイートする。
那覇空港からタクシーでホテルに到着してチェックイン。
「こんにちは。藤村様。今晩のディナー、サムズバイザシーに仮予約してあります。時間はどうされますか?」と聞かれる。
ホテルの部屋には、ボクがいつも飲んでいるコーヒーとタバコが用意されている。

これは現実のことではありませんが、近い将来こういうことが、実際にできるようになる。
今やITテクノロジーの進化で、企業とお客さまが信じられないほど親密にコミュニケーションがとれるようになるのです。

スマートフォンの普及でクチコミが起きやすくなった

「人と人をつなぐことこそがインターネットの一番大切な機能だ。」
と言ったのは、Facebookの創業者、マーク・ザッカーバーグです。
Facebookって、たしかにそうです。
Facebook内で知り合い、コミュニケーションして、リアルで関係性を創り出して、知り合いやつながりが広がっていく。
Facebookが登場したことで人と人とが、確実につながりやすくなりました。
たくさんの関係性が日々つくられています。
薄い関係性から、少しずつ深い関係性になっていく人もいます。

これからの消費っていうのは、これまで以上に「関係性」というのがキーワードになる。
いろいろなセミナーや本、ブログなのどで繰り返しそういうことを言ってきました。
それはもう、誰もが認めることでしょう。
人間は同じようなものを買うのなら、関係性の深い方から買う。

もしそうだとしたら、FacebookなどのSNSや自社メディアで知り合って関係性を深めていくことが、消費という観点からみても重要だということ。

マーク・ザッカーバーグは別のところで、こういうことも言っています。
「信頼できる友だちから勧められることほど、人に影響を与えるものはありません。信頼できる紹介者は、広告の至高の目標なのです。誰かのプロフィールを見て、何かのブランドが好きだと知る。それは、そのブランドのただの広告看板を見るよりも意味があることです」
スマートフォンが普及すればするほど、企業と消費者との距離が近づく。
そういうことになると、クチコミが起きやすくなり、そのクチコミのパワーが増すって考えていいんじゃないかな。

いずれにせよ、自社の経営に、スマートフォンの普及がどう関わってくるのかを考えてみることは、無駄じゃないし、これからの会社の未来にとって、重要なことになると思うんです。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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