人々が考えている以上に世の中は激変している|チャラくて何が悪い?

時代はスマホとSNSで激変している

スマートフォンとSNSの普及の速度はすごい。
これが消費や会社の経営に影響を与えないわけがない。そう思う。
今、世の中の環境が激変しています。
人々が考えている以上の激変です。
それに気づかず、手をうつのが遅くなったら、ある日突然、会社やお客さまがなくなっている。
そんなことになるかもしれない。

SNSとスマホの登場で「つながりの経済」が加速している

SNSとスマホの登場で「つながりの経済」が加速している

青学の箱根駅伝の優勝も、その兆し

今年の箱根駅伝は、圧倒的な記録で青山学院大学が完全優勝しました。
他のライバル、名門、早稲田大学、駅伝の常連、駒澤大学や東洋大学などに、圧倒的な差を見せつけ、一度も首位を譲ることなく優勝。
青学には優秀な選手がたくさんいたのか?
もちろんそうですが、箱根駅伝の常連の大学の選手だって、日本のトップクラスです。
だから、差はほとんどない。
じゃ、どうしてそんな圧倒的な差がついたか?
それは選手のフィジカルの能力ではなく、メンタルが大きかった。
そういうことをこのブログで書きました。
【今年はビジネスの概念を「楽しむ」にシフトするといい】

本当に時代が変わったことを実感した。

今までの指導法では、ありえない考え方

箱根駅伝に優勝した青山学院大学の原監督。
今までの大学の体育会系の概念をガラッと変えた。
指導方針がすごい。
以下の3点を生徒に徹底した。

1:チャラくあれ!
2:食事中はどんどん会話しろ!
3:なんでもかんでも「ハイッ」って答えるな!

すごくないですか?

「チャラくあれ!」

これは楽しさを大切にしているということだと思う。
大学の体育会系って、厳しいとか辛いとかのイメージがあります。
鍛錬とか修練とか。
修行僧のようにストイックな感じ。
そんなの楽しくないし、萎縮して伸び伸びとできない。
結果、嫌になったり、嫌いになったりする。
そうすると実力も出せない。
青学の生徒は、陸上の練習はもちろん、学業や寮生活などもしっかりとやっている。

「チャラくあれ!」それがあって、楽しい雰囲気になる。

「食事中はどんどん会話しろ!」

これもあり得ないことです。
普通の大学の寮などでは、無駄話をするなんてことはなかった。
コミュニケーションが大事だということなんだろうな。
駅伝というのは、チームワークの競技。
お互いに信頼し、好きにならなかったら、うまくいくわけがありません。
無駄話をいかに多くするか。
そうすることで相手のことをたくさん理解できるし、好きになる。
コミュニケーションが大事だということ。

「なんでもかんでも「ハイッ!」と答えるな!」

これはちゃんと自分のことをさらけ出すということ。
自分の考え方をしっかりと持ち、素直になって自分を出せということだと思う。
なんでもかんでも、「ハイッ!」と答えるのは楽です。
自分の頭で考えなくていいから。
だから、これは自分の頭で考えろってことなんだなと思うんです。

あと、監督から生徒に「元気か?」とかいうと、元気でもないのに「はいっ!」って答える。
それは嘘ですよね。
体育会系では元気がなくても元気のふりをしなければならない。
声を大きく出したくない時だってありますよね。
そんな時には大きく出さなくてもいい。

それが素直に自分をさらけ出すということ。

ある日突然、ライバルに圧倒的に差をつけられる

青学の原監督は、こういう方針を徹底したわけです。
こんなことは今までの大学の体育会系、それもトップクラスの成績をおさめる体育会系では、ありえなかったことです。
今までの常識から考えるとね。

でも、世の中は一般の人たちが想像している以上に激変しているのです。
だから今まで常識だと言われていたことを、何の疑いもなくただ繰り返していたら、通用しなくなる。
もちろん、あなたもボクもね。

ビジネスや商売だった同じです。
今までのスマホやSNSが存在しなかった時代の常識のまま商売をやっていると、いずれお客さまがいなくなります。
儲かっていた会社や店だって、青学みたいな新しい存在に、圧倒的な差をつけられてしまう。
それも、ある日突然、それはやってくる。

青学の原監督の指導方針をビジネスに落とし込んでみましょう。
これは、スマホとSNSが当たり前になった現代社会において、ビジネスにもそのまま通用できる考え方だと思う。
スタッフのモチベーションを上げたいと思っていたら、会社の業績を良くしたいと思っていたら、迷わず以下の3点を徹底することです。

1:遊び心が大切
2:コミュニケーションが大切
3:個人を出すことが大切

遊び心が大切

遊び心というのは、楽しい雰囲気やおもしろいこと。
会社そのものが楽しい。
働いている人たちがみんな生き生きとして、楽しんでいる。
そうい会社は、人々から支持されるに決まっている。
企業の発信も、まじめ一辺倒だと、どんなに役立つ情報を発信していても、いずれ見てもらえなくなります。
そこに遊びや余裕、幅、ゆとりなど、おもしろさがなければ長くは見てもらえない。
そのためには、本業以外のさまざまなコンテンツが重要になってきます。

常に遊び心をもつことが大事な時代だと思う。

コミュニケーションが大切

つながりの経済において、これはとても大切な要素です。
なんでもかんでも企業側からの発信になっていては、嫌われるということ。

消費者と直接つながることができる時代です。
人々とコミュニケーションすること。
リアルの場を使ったイベントをやったり、SNSで常に人々と交流する。
そういう意識をもつこと。

個人を出すことが大切

前から言っていることですが、会社とは関係性がつくりにくい。
個人と個人とがつながるのです。
だから経営者やスタッフの個人的なことをたくさん出して、あけっぴろげになること。

そこに信頼や共感が生まれるのです。
そうすると関係性が深くなっていきます。
結果、あなたの会社やあなたを中心にしたコミュニティが、自然につくられていくことになるかもしれません。

そうなったら、この「つながりの経済」において、あなたの会社は圧倒的に利益も出ることになるでしょう。

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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