不特定多数の人に向けるマスの考え方は効果がない|つながりの経済

スマホ+SNSの激震で世の中変わった

世の中が変わったってことを認識することが大事だと思う。

本当にビジネスの環境が変わったな〜って実感する毎日です。
ブログを書いていて、意外にたくさんの人たちに読まれているなって感じたり、FacebookやTwitterもたくさんの人から反応があって、うれしいな、って思ったり。
個人として、これだけ自分の思想や信条を発信する道具が揃っているって、すごいことだと思う。
ボクに仕事を依頼してくれている会社や人は、間違いなくSNSでつながっています。
ブログでセミナーを紹介すると、すぐに満員になるし、塾を募集すると満員になるし、新刊を紹介すると、Amazonで1位になる。
こんないい時代はないなって思うくらいです。

世の中はすごい勢いで変わっているのです。

情報量の爆発的な増加
スマートフォンの普及
SNSの日常化

こういう要因で、消費社会は大きな影響を受けているってこと。
それを知って、それに対応した経営をしなければ、どんどん業績が悪くなったり、売れなくなっていくでしょう。

情報量の爆発的な増加

世の中に流通する情報量が爆発的に多くなりました。
もはや情報洪水なんていう、生やさしいものではありません。
2015年(昨年)は世界中に流通した情報量は7ZBとか言われています。
世界中の砂浜の砂粒の数の7倍ってこと。
その情報をすべてにアクセスできる人はいないのです。
毎日、Webを8時間以上見ている人だって、情報の100万分の1にもアクセスできない状況です。
そんな環境ですから、あなたの会社の販促を見てもらえるというのは奇跡的なこと。
あなたの会社の販促もその膨大な情報量の一つなのですから。

スマートフォンの普及

スマホは革命的

スマホは革命的

スマホの普及が、人々の消費を変えました。
スマホを使っている人は、場所も時間も選ばす、24時間365日インターネットにつながっている。
そういう人が加速度的に増えている。
真夜中に欲しい商品あったら、すぐに買い物ができる。
実際の店舗で商品を見て、その売場でスマホを使って値段の比較も瞬時にできる。
商品の検索も音声検索ですぐにできる。
品揃えが多いとか、価格が安いとか、そんなものはもはや「価値」ではなくなった。
さらにスマホでゲームをしたり、音楽を聴いたり、映画やドラマを観たり、娯楽の部分で活用している人も多い。
今までちがうことに使っていた時間が、スマホに振り替えられているのです。
あなたの飲食店やお店にわざわざ行く時間、あなたのブログを見てもらう時間、あなたの販促をみてもらう時間は、確実にスマホに奪われている。

SNSの日常化

さらにSNS(FacebookやTwitterやInstagramなど)の日常化で、情報はさらに激増。
友達や知り合いの発信で、商品や店を知ったり、会社や店の評判を知ることが多くなっている。
SNSで、人々はつながりやすくなり、友達や知り合いとのコミュニケーション時間が増えています。
インターネット上のクチコミや、日々交わされるFacebookやTwitterでの親しい人とのコミュニケーション。
これが、マーケティング的に影響を与えないわけがありません。
好むと好まざるにかかわらず、SNSを利用している人々の行動は、すべての企業活動に影響を与えます。
そして日々刻々と入ってくる、SNS関連のニュースを見ていると、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は、リアルのソーシャル(社会)に近づこうと加速度をつけて進化しています。
もはや水道や電気のようにインフラに近づいているということ。

環境が変わったのだからマーケティングも変わる

スクリーンショット 2016-02-11 13.26.19

そういう環境で、今までのような新規客獲得を目的にしたマーケティングをやっていたら、なかなかうまく行かないのは当然のことです。
50年くらい前に提唱された、従来のマーケティングは通用しなくなってきている。
そう思ったほうがいい。
通用しなくなってきているというよりも、従来とはちがうやり方が主流になってきているということ。

コミュニティを作り出すことが大事

モノが売れない、モノ余りの時代です。
あらゆる市場で製品は飽和状態と言ってもいいくらいです。
お客さまも少なくなっていく。
もう満腹のような状態です。

たくさんの人との「つながり」が一番重要になってくる。
人々とつながることが急務と言っていい。
だから、買ってもらう前から、SNSでコミュニケーションすることが大事なことなのです。
SNSで楽しみながら、関係性を作り出し、深めていける。
そして、あなたやあなたの店を中心としたコミュニティができあがっていくのです。

あなたを中心として、お客さまのコミュニティができあがったら、これほど強いことはありません。
そのためにどうしたらいいか。
それは気前よく役立つ情報や興味深い情報を発信して、お客さまとコミュニケーションをとって、共感を得ること。
そうしたら、あなたやあなたの会社を中心とした「コミュニティ」ができあがります。

古いビジネスでは、「お客を囲い込む」という言葉をしょっちゅう使っている人がいましたが、もうそんなことを考えていると、知らず知らずのうちにお客さまから敬遠されます。
囲い込みなんて、誰もされたくないし、囲い込もうとするとそれが伝わって、逃げていくからです。
企業の意図が、明白に伝わる時代になったってこと。
囲い込みしようとした途端、それを敏感に感じ取り、逆に敬遠されてしまいます。
SNSに親しんでいる現代の人々は、そういう感性が磨かれているのです。

あなたの発信に共感してくれた人たちが自然に集まってくるコミュニティが理想です。
なんの規制もない、会員制でもない、出入り自由のコミュニティを、あなたのSNSを中心に作ること。
これができたら、かなり理想に近づいています。

これからのビジネスは「つながり」です。
これからは、企業が繁栄していくために、お店が繁盛するために、この「つながり」ということが重要になってくる。

お客さんと、どういう関係を作るか?
商品やサービスに、どういう関係性をもたせることができるか?
従業員やスタッフと、どう良い関係性を築けるか?
社会とどういう関係をもっているのか?
これが企業にとって、最重要になってくるのです。

The following two tabs change content below.
藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

フォローする