今を読む

エクスマ思考

AI時代どっちを選ぶ? 「効率的な孤独」「面倒くさい温もり」

人と関わるのは、けっこう面倒くさい。でも、その面倒くささを避けていたら出会えないものもあります。すぐに分かり合えなくても、話し続ける。違う考え方に驚きながら、相手のことを知っていく。そうやって少しずつ重ねた時間が、心の奥まで温めてくれる関係をつくっていくのだと思います。人と人とのつながりは、効率よく完成するものではありません。仕事でも同じです。商いは、商品とお金をやりとりするだけではない。何度も顔を合わせたり、何気ない話をしたり、相手のことを気にかけたりする中で、ご縁が育っていきます。お客様との関係も、仲間との関係も、家族との関係も、手間をかけながら育てていくものです。
エクスマ思考

AIが答えを出せない「好き」の正体

その「なんとなく」の中に、人間らしさがあるんだと思う。AIは、たくさんのデータをもとに「あなたがこれを好きになる確率」を計算して、好みに合いそうなものを勧めてくれるでしょう。便利だし、思いがけない出会いをつくってくれることもあります。でも、理由のない一目惚れや、説明のつかない直感の震えは、データだけではとらえきれない。それは、これまでの経験や記憶、その日の気分や体調、目の前の空気まで重なって生まれるものだからです。
SNSマーケティング

AI時代に人間しかできないこと。「共感」も大事だけど、その先にある大切なこと

AIやテクノロジーは、これからも進化していきます。けれど、人が人に差し出せる価値には、表情や声の調子、ちょっとした気づかいから伝わる安心感があります。「ここに来ると、自分のままでいられる」そんな場所や人を、商いの中につくっていく。
AI活用

検索できる知識より、忘れられない記憶を

頭の中にどれだけ知識を詰め込んでいるかは、以前ほど大きな価値ではなくなっていくのかもしれない。覚えていなくても、必要なときに調べればいい。知識は、スマートフォンの向こうにいくらでもある。でも、検索しても見つからないものがある。それは、自分の身体に刻まれた記憶。
アート思考

ビジネスとアート思考:【第1話】既製品をひっくり返した作品から、ビジネスの原点に迫る

1917年のニューヨーク。ある美術展の会場に、前代未聞の「作品」が持ち込まれました。木箱から取り出されたのは、白く光る陶器。どこからどう見ても、街の衛生器具店で普通に売られている男性用の小便器でした。しかも、作者本人の名前すら書かれていない。表面には「R. MUTT 1917」という偽名のサインが、黒いペンキで殴り書きされているだけ。タイトルは『泉(Fountain)』。
AI活用

AIが普及すればするほど、SNSの重要性がますます高まる

「AIが普及すればするほど、SNSの重要性がますます高まる」なぜなら、AIを使えば、誰もがある程度の文章や画像、マーケティングの構成をあっという間に作れるようになる。効率化は誰でもできる時代になった。でも、考えてみて。AIが作った「綺麗で平均点な発信」がネット上に溢れかえったら、お客さまは何を基準に選ぶでしょうか?スペックや当たり障りのない言葉は、あっという間にスルーされる。届くのは、「発信している人の体温」であり「その人らしさ(個)」。
エクスマ思考

【慣性の法則】景色を変えるのに、大きな力はいらない

トークセッション楽しく終了おはようございます!藤村正宏です。一昨日の9月9日、エクスマスタジオでの『エクスマトークセッション』が無事に終了しました。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!今回は本当に驚くほど多彩な業種・業態の...
エクスマ思考

「おいしいもの」を食べる旅から、「土地の文化」を味わう旅へ ガストロノミーツーリズム

『富嶽はなぶさ』の料理先週の木曜日くらいから、ずっとこの伊豆長岡温泉に滞在しています。今回お世話になっている『富嶽はなぶさ』は温泉も本当にいいのですが、料理がとても美味しいんです。夕食も朝食も、すべての料理を一品一品、丁寧に手作りでつくって...
エクスマ思考

無駄の中に「種」があるんだ:ムダやノイズを排除しない方がいい理由

仕事って、ムダを削るもの。そんな風潮が、以前からありますよね。僕が最初に社会人になった頃から、そういう傾向だった。スピード重視。成果重視。できるだけ早く、できるだけ効率よく。だけどムダの中にしか見つからない「なにか」があると信じています。東京・神保町にたくさんある古本屋さん。どの店も、一見、商売っ気がないように見える。でも、個性的な書店が揃っている。演劇関係、洋書、美術書、日本文学・・・・
エクスマ思考

自分の感情の奴隷になるな! できるビジネスパーソンの重要な能力

ビジネスパーソンにとって、これからの時代に最も問われる能力は何かと聞かれたら、僕は迷わずこう答えます。「感情の扱い方」です。スキルでも、知識でもない。もっと手前にある、人間としてのあり方の話です。