日本には2種類の人種がいる? SNSをやる人とやらない人

ニュースや情報は、どうやって収集していますか?

ボクは最新のニュースや、仕事に関する知っておくべき情報は、かなりの割合で、スマホから知ることが多くなっています。
先日、ボクの住んでいる狛江市のお隣、調布市で小型飛行機が墜落したニュースも、最初に知ったのはスマホのTwitterでした。
NHKの昼のニュースよりも早い段階です。

スマホ→TV

という流れです。

「月刊宝島」が休刊するというニュースも「NewsPicks」という、スマホで見ているニュースサイトから知りました。

スマホ→検索

という流れです。

ニュースピクスのスマホ画面

ニュースピクスのスマホ画面

これだけ生活の中にスマホが浸透してくると、ビジネスのあり方や、マーケティングのあり方は変わっていきますよね。
さらにスマホが普及すればするほど、ソーシャルメディアも人々の生活に浸透していくのは、火を見るよに明らかです。
具体的に言うと、スマホが普及するとFacebookやTwitterの登録者の数が、それに正比例して増えていくってことです。

昨日読んだウェブのコラムで、こういうことが書かれていた。

今のスマホの利用者は世界でおそらく20億人くらいですが、2020年には40億人以上になるとも言われています。

世界の半数の人々がスマホでつながるという世界が、わずか5年後にはやってくる。
そんな世界は、とってもエキサイティングな世界になると、ワクワクしています。
面白いことになりそうです。

ソーシャルメディアの登場もつながりをより密にしました。
TwitterやFacebookが、企業のあり方やマーケティングにも、大きな影響力を持つようになった。
たとえば、新製品の発売に対して、有効なマーケティングの方法が発見されたり、飲食店を選ぶのにスマホで選ぶ人が増えたり、Facebookでイベントを知ったり、ますます「つながりの経済」になりつつある。
広い世界とつながるというように、身近な人や身近な店との「つながり」を作り出すのに、ソーシャルメディアは有効になった。

「情報」ということで分けると2種類の人種が

1日のうちにまったくネットなどを使わない人は、全国で約5,800万人。
人口のおよそ半分くらい。
(もちろん、日本の人口1億2000万人の中には、ネットを使わない赤ちゃんや子供、高齢者の方々も含まれていますが)

この数字を見たときに、ちょっと意外な感じがした。
ボクの周りはほとんどの人がSNSを使っています。
ビジネスでもプライベートでも。

仕事の連絡はほとんどFacebookのメッセージ。
家族との連絡も、ほとんどLINEだしね。
電話やメールさえも使っていません。
だから、ボクの周りだけみていると、世の中の人たちすべてがそれに近い状況だって思い込んでいた。

でもちがった。
現在の日本には、2種類の人が住んでいるってこと。
ネットで情報を収集し、日々SNSを使いたおしている人。
20世紀のまま、SNSは使わない、インターネットもほとんど、使わない、情報に対しては受け身の人。
その差たるや、生きている環境が違いすぎて、別の人種と言ってもいいくらい。
完全に「情報格差」が激しくなっている。

誤解しないでほしいのは、良い悪いという基準で言っているわけではないということ。
ネットなんて使わなくても生活できるし、リアルに会う友達と、仲良くして、十分リアルが充実しているってことは、ちっとも悪いことではありません。
逆にちょっと羨ましいって思うこともある。
知らなくていいことも知らないままのほうが仕合わせかもしれないって思う。

物を買うときにも、ネットで価格を徹底的に比較して買う人と、TV-CMを見て言われるまま素直に買う人。
飲食店を選ぶときにも、スマホの口コミサイトで選ぶ人、新聞折り込みチラシで選ぶ人。

企業はこの2種類の人に対して、それぞれのアプローチをする必要がある。
だって、メディア環境が違いすぎるから。
どちらかを諦めるというのも選択肢にになるかもしれません。

いずれにせよ、スマホはこれからどんどん普及するし、ソーシャルメディアを駆使する人もどんどん増えていく。
これはまぎれもない事実です。
そういう時代に、あなたの会社はどんな選択をしますか?

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藤村 正宏
北海道釧路生まれ。明治大学卒。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。経営者、ビジネスリーダー向けに「エクスマ塾」を実施、塾生はすでに1000名を超えている。著書は、海外にも翻訳され30冊以上出版。座右の銘「遊ばざるもの、働くべからず」

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