ロジカルの限界|再現性があることは価値がない

カール・マルクスの予言

先日、昔のブログを見ていたら、面白い記事を書いていたことに気づいた。
けっこう早い段階、6年前くらいには、コンピューターやAIに仕事を奪われると言うことを発信していたんだ。

カール・マルクス

2011年11月13日『カール・マルクスの名言』
アメブロ時代のボクのブログ
です。

引用しますね。

あまりにも多く有用なものが生産され過ぎると
役に立たない人間が多くなり過ぎる結果となる。

カール・マルクス <19世紀ドイツの経済学者・哲学者・革命家>

「資本論」で、資本主義の脆弱さや危険を指摘したマルクスの言葉です。

「資本論」初版の表紙

この言葉はけっこう面白い言葉ですよね。
新しい技術が生産されると、それまで役立っていた人が役に立たなくなる。

たとえばパソコンの発達とともに、グラフィックデザインは誰でもできるようになった。
ちょっとセンスがあれば、誰でもデザインはできるようになった。
中途半端な多くのグラフィックデザイナーは仕事がなくなった。
そして、本当にプロの仕事ができる人たちだけが残った。

デジタルカメラが発達することで、ある程度素人でもいい写真が撮れるようになった。
そのとき、プロのカメラマンはどうプロらしさを出すのか。

会計ソフトが発達することで、税理事務は誰でもできるようになった。
だから、ただ税理事務をするだけの事務所や税理士は仕事がなくなった。
本物だけが残るようになる。

マルクスが予言は当たったわけだ。
人と同じことを、他人と同じようにやっていただけでは、IT技術や機械に仕事を取って代わられる時代なんです。

だから勉強しなければ、仕事がなくなる社会なんです。

予言的な記事ですが、実際に現代は、そうなりつつあります。
というか、それ以上の進化になっています。
わずか6年で、人工知能やコンピューターが進化し、世の中に影響を与える時代になった。

プロのカメラマンにカタログに載せる商品写真を撮影してもらうより、Instagramをやっている人に撮影してもらう方がより売れる時代。
SNSのプロフィール写真もプロよりも何気ない日常の雰囲気の方が反応がいい。
広告や販促をやればやるほど、売れなくなるということが起きている。
企業がコントロールできない消費が、SNSのつながりの中で生まれ、日本のGDPにも影響を与えている。
従来のマーケティングは、日毎に力を失い、スキルやノウハウなどの論理的に体系化されたものが、たくさんの似たような企業を生み出している。

ロジカルなマーケティングの限界

本当に最近、論理的ってことは限界なんだなって思う。

マーケティングっていうのは、理論的なことでした。
だから体系化することを、論理的であること、再現性のあることを目指して来た。

複雑なビジネスをロジックで解明して、体系化して、誰でも参考になるように再現性のあることを目指していた。
だから、なんでも4Pとか、SWOTとか、5Aとか、4つに分けたり、5つに分けたりしてまとめていた。
でもそれが限界にきている。

だって、みんな論理的に考え、論理的に経営していたら、みんな似たような企業になるのは明確です。
みんな同じことを考え、みんな同じようなことをする。
それが究極まで進むと、個性のない会社や店がどんどん出てくるわけです。

論理的に考えるとすべての答えは同じになるわけです。
再現性があるのですから。
再現性があるというのは複製しやすいということだから。

再現性のあるマーケティングをやっているということは、大量に作り出された同じ工業製品のような会社になるということ。

論理的に考えて経営をしていたらダメになっていく時代になった。
より人々の生活が複雑で多様化を極め、不安定で不明瞭な消費、曖昧な消費が増えている。
論理的思考や理性で考えていると、そういう消費は理解できません。
感覚的な思考、感情的な思考、定量化できない思考を取り入れなければ、これからの時代は成功するのは難しいでしょう。

そのためには、どちらが儲かるかより、どちらが楽しいか、とちらがワクワクするか、どちらが美しいか、そんな価値基準を持つことが大事になるんじゃないかな。
そう思うのです。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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